保有資格 » 実用英検1級、TOEIC 990点、TOEFL 116点 留学経験 » アメリカ、カリフォルニア州 学校名 » 慶應義塾大学 法学部政治学科 |
この度は国連英検特A級に一発合格することができ、大変光栄です。日頃から政治や経済には強い関心を持っており、英字新聞や本をよく読んでいました。特に、国際情勢には興味があったため、自らの能力を確認するためにも、高い英語力と高度な国際情勢や政治の知識が問われる国連英検は最適と思い受けてみました。私の合格体験記が皆様の英語学習の一助となれば光栄です。
【1次試験対策】
特A級の一次試験の語彙レベルは非常に高く、教養のあるネイティヴでしか知らないような単語が普通に出題されます。例えば今回出題された "transude" や "madrassas" などは多くの英語話者は聞いたことすらないと思われます。ハイレベルな単語は大問Ⅴなど語彙を定義させる問に限らず、全ての問に鏤められているので、しっかりとした対策が必要です。このレベルの単語になると日本で売られている市販の英単語帳はほとんど役に立たないので、ネイティヴ向けの新聞や本から吸収していくと良いと思います。私の場合は、比較的語彙レベルの高い The New York Times や The Wall Street Journal などを熟読し、分からない単語をマークし、文脈ごと覚えるという学習方法をしていました。特に英字新聞のオピニオンページは、各社の色が出ていて(New York Times はリベラル、Washington Times は保守など)かつ、語彙レベルも高いので読んでいてとても面白いと思います。また、Ted Talksは政治や科学をはじめ、宗教や心理学、音楽など様々な分野をカバーしているので毎日のように視聴していました。Ted のホームページからはスクリプトもダウンロードでき、英語学習には最適かと思います。
大問Ⅲの文法問題は誤った文法を指摘するものですが、これも大変難しいです。例えば、雪崩を意味する "avalanche" は複数用法があるか、追放を意味する "ouster" は動詞として使えるか、などを理解していないと解けない問題があります。こちらも文法書などを読んでいてもキリがないので、新聞や本を大量に読みこみ、感覚で覚えていくしかないと思います。
大問Ⅰの国連知識問題に関しては、『Today’s Guide to the United Nations』を熟読すると良いと思います。この問は、細かい人数や年号、国連憲章からの抜粋の穴埋めなどが出題されるので、参考書は読むだけでなく、細かい知識を一つ一つ覚えていく作業が必要になります。300頁程ありますが、半分は日本語訳なので、英語の部分だけ読むとそこまで分量は多くないと思います。
1次試験対策のため、私は主に日本とアメリカの新聞の通読、CNN や BBC など海外ニュース番組の視聴、そこでのパネリストの意見をワードでまとめる作業などをしていました。また、思想を偏らせないように、リベラルな New York Times や CNN だけでなく、Fox News や Washington Times、朝日や毎日だけでなく、読売、産経なども意識的に読むと、公平な判断ができかつ、自らの意見を持つこともできるので良いと思います。
1次試験を通じて、改めて読書の重要性に気づかされました。国内外の政治に関心を持ち、英語で新聞や本を読むことが苦でないと感じるのであれば、1次試験の合格はそこまで難しくないと思います。
【2次試験対策】
外国人の友達が多く、普段から英語を話す機会があるので2次試験には自信がありました。ただ、英語を話せるだけでは合格は出来ないので、1次試験のために行った対策以外にも、Podcast でニュースを聞いたりしていました。Podcast は、米国のニュース番組だけでなく、イギリスの BBC や日本の NHK World など非常に多くのニュースチャンネルが無料で聴けるのでオススメです。
とはいえ、2次はインタビューなので話す訓練も多くしました。具体的には政治が好きなオーストラリア人の友達とディベートをしたり、アメリカ人の友達にトランプ大統領についてどう思うか聞いたり、カジュアルな場面でも政治に関する話は意外と面白いと思います。特にアメリカでは4年に1度、大統領選という国民が直接政治に関わる重要なイベントがあるためか日本人よりも政治に興味を持つ人が多く、今回は新しい大統領が就任した暁だったので彼らの様々な意見が聞けました。
面接官はとても良い方で終始和やかな雰囲気の中行われました。インタビューでは自己紹介、受験動機に続き、アメリカのトランプ大統領、現在の北朝鮮情勢、シリア内紛について話しました。これらの問題に関しては、誰でも思いつくような表面的な意見ではなく、その問題に対しての自分の立場を明確にし、如何なる対策がなされるべきなのかを詳細に、相手を強く説得するように話しました。それが功を奏したのか、面接では高い評価を得ることが出来ました。
【おわりに】
世界には、飢えや貧困、戦禍や紛争により苦しんでいる人が多くいます。世界中で12億人以上の人々は一日わずか1ドル以下で生活しています。必要かつ十分な食糧を与えられていない飢餓人口は7億9500万人、世界の人口の約9人に1人です。シリア内紛では人口の1割以上に当たる約250万人に及ぶとされる難民が発生しています。著しい経済や科学技術の発展をもってしても、未だに貧困や紛争は世界に根強く残っており、依然として解決せねばならぬ問題は山積みです。大学に入ってから、貧しい人々のために募金やボランティア活動を行ってきました。そこでの現状は悲惨なもので、実際に日本という恵まれた環境を出なければ実感の湧かないことが沢山あるのだと気付かされました。今回の試験対策を通して、国際的な視野が広がり、世界が直面している問題への意識も大きく変わったと思います。特A級の合格は大きな自信になります。これから受験される皆様は頑張ってください。
保有資格 » 実用英検1級、通訳案内士 留学経験 » 海外勤務10数年 |
3回目の挑戦で合格できたこと、素直に嬉しく思います。2004年に退職するまでの10数年、経済の急成長と民主化の動きで変貌するアジア・パシフィックを中心に、世界各国からの人達が話すアクセントが独特の英語と向き合いながら仕事をしてきました。70歳を過ぎて、私は資格は何も持っていないことに気づき、せっかく仕事で使ってきた英語が、どのくらい通用するか、挑戦を始めました。64歳で退職してから、ほぼ10年、英語から離れていたので、多少不安がありましたが、受けてみると、運も味方し、英検1級、通訳案内士を夫々、73歳、75歳で取得し、調子に乗って、昨年、国連英検を受けましたが、一点不足で落第、2回目は5点不足でした。なかなか、合格点を取得するのは容易でない、これは5,6 回受けないと無理かと思ったこともありました。
唯一、英語との接点は20数年定期購読していた "Time" 誌でした。77歳の私が受かったのですから、もっと若い人たちは、どんどん、挑戦してほしいと思い、これから受ける人に少しでも参考になればと思い、私の準備してきたことを記します。
一次試験対策;試験問題の質、量ともに時間内で精読して処理するには、大抵の人には、難しいと思います。
私の取った対策
イメージトレーニング;
過去の問題集を使って、試験のイメージを、特に時間配分を頭に入れる練習を重ねる事が大切です。特に問題2は、難問でここで時間を使ってしまうと、他の点数の取りやすい問題へ割く時間が食われるので、要注意です。イメージした時間配分で全問処理できるよう、練習問題集を使って、体に覚えさせる練習をしましょう。解答する順番も自分に一番適した方法を見つけておくと安心できます。
"分かりやすい国連の活動と世界"を精読すること
これは、問題1を確実にハイスコアにすることと、もう一つ、国連に関連したテーマの英作文構成に、大変役立つからです。この英作文、なかなか点数をもらえません、私は3回とも10点前後です。もう少し、国連に関する知識が自分のものになっていたらと、今も反省しています。国連に関する用語は日常生活で使いません、ですから、国連に関する知識を深め、英語スペリングもよく記憶することが大切です。
英字新聞,TIMEを購読する
語彙力は普段からの積み重ねで強化されるので、特別、この試験の為の方策を考える必要はないと思います。日ごろから、英字新聞、私の場合はTIME誌を購読していましたが、この試験を受けることに決めてからは、国連に関係のある記事、世界情勢に関連する記事は精読するように心がけました。
2次試験対策
私の場合、特に2次試験対策をしませんでした。やったことは、発声練習です。上記した "わかりやすい国連の活動と世界 – Today's guide to the United Nations" を大きい声で発音に注意しながら、何回も読むことが大変役立ちます。もちろん、普段から、CNNや、BBCの放送に耳を傾けることも必要ですが、二次試験では、質問に答えるのが主たる狙いですから、英語で正しく音を出す練習が、役立つと思います。
質問は、脈絡なく、ポンポン飛んできます。難しく論理的に答えるより、自分の意思をはっきり出すことを自問自答しながら練習することが役立つと思います。
以上、雑駁ですが、少しでも、今後の試験対策に役立って貰えたらと思い、記しました。試験はもちろん一回で受かるのに越したことはありませんが、私は、落ちることも意味があると思っています。大切なことは挑戦し続けることです。その努力は重ねれば、重ねるほどその人にとって価値があると思います。その結果として合格が付いてくるのです。合格は紙切れ一枚です。その獲得に向かっての普段の努力が、一番楽しく、その過程の努力が人生を充実させてくれると思います。 Never cease to challenge !!! です。
保有資格 » 実用英検 1級、TOEIC 860点、通関士(財務省・国家資格) 留学経験 » 無し 職業 » 会社員 |
この度は、国内の英語検定試験の最高峰とされる国連英検特A級に合格できて、大変光栄に思っております。私の体験記が、受験される方々の参考になれば嬉しい限りです
<受験動機>
私は帰国子女ではありません。また、英語を専攻としない関西大学・総合情報学部出身ですが、興味のある歴史の分野を英語で読むことは昔からありました。貿易系の国家資格である通関士に合格した経験をもとに幅広い世界の知識にチャレンジしたいと考えたら、英検1級や国連英検A級・特A級がふさわしいと思いました。また、オーストラリアでの環境保全ボランティアやツアーにおける国籍や文化の違う人達との滞在が、人類の共存、かけがいのない地球について好奇心を抱くようになるほど有意義だった事も国連英検受験のきっかけです。
<一次試験対策>
勉強を始める前の私は現代文が大変苦手であり、国際社会や政治経済等の知識もあまり無い状態でした。まずは、国連英検A級や TOEIC 800点代後半以上を目指して、次に英検1級合格、そして国連英検特A級へとステップアップさせる必要がありました。働きながら以下の通りに一次試験対策を独学で進めました。
通勤のための往復電車内や帰宅後の家庭では英語の学習漬けの日々でした。例えば、Japan Times News Digest、CNN English Express 等のニュース英語教材において、英語でスクリプトを読みながらリスニングする練習を反復させました。それも、昔に遡った分まで取り寄せて熟読しました。
他にも、Japan Times の記事を読んだり、YouTube でのニュース、歴史ドキュメンタリー(特に冷戦時代)を英語で聞くことで国際時事情勢にもついていくようにしました。落ち着いたスピードでのリスニングが良いなら VOA(Voice of America=アメリカ国営ラジオ)がベストです。
また、時事英語の勉強ばかりで疲れた時は歴史や科学の英語での学習に切り替えながらモチベーションを維持しました。例えば、アメリカの歴史や世界遺産、サイエンスニュース等が個人的には興味深く感じました。http://www.history.com/ というサイトではキーワード検索によって世界中の歴史について英語で詳しい文章が読めるため、息抜きにそこで読解の練習もしました。大変面白いサイトだったため、仕事の疲れを癒やす事もできました。
帰国子女でない私が英検1級、国連英検特A級の合格という夢を追いかけるなら、そのためのスタミナも必要でしたため、勉強が一段落ついたら昔からの趣味である長距離ランニングや筋肉トレーニングを止めないように心掛けました。また、その他のエナジェティックなスポーツでも息抜きしました。そのようにスタミナも鍛えてきたから昔ではありえなかった程の膨大な量の学習ができたのではないかと思います。受験勉強には体力も大切だと実感しています。
そして、国連英検関連の下記の対策本で問題の練習、国連知識の徹底的な暗記に努めました。
私の一番のネックは英作文だったため、上記の問題集で挙げられている英作文課題の解答例を何度も読むことで、文章作成のコツをつかもうとしました。やはり、国連関連のニュースもその材料となります。
もし、私のように英作文が苦手という方がおられましたらそこで頑張りつつも、国連の知識(わかりやすい国連の活動と世界)や英検1級に出題される単語の暗記等でフォローするのも方法の一つだと思います。従って、英検1級用の単語集で市販されているものの全ての範囲の暗記を目標とすることをオススメします。また、幅広く枠を広げた難単語のマスターを目指してTimes 等の英文記事や洋書にたくさん触れる、それらを読む中で見た事のない単語・熟語を見つけたらどんどんノートに追加する事を習慣づければ大きな効果が期待できます。
<二次試験対策>
二次試験の案内がくる可能性も考えて自信を持って討論できる国際社会問題の分野をいくつか用意しようと思いました。まずは、ドナルドトランプ政権が挙げられます。彼の移民政策、貿易政策、地球温暖化政策等が興味深かったですが、世界全体が気候変動対策に向かった流れの中での米国のパリ協定離脱は特に懐疑的でした。もう一つはヨーロッパ難民問題です。同じ人類としてなぜ助け合いができないかという疑問から戦後最大規模の欧州難民危機の詳細も見過ごせませんでした。難民問題の鍵を握るであろうドイツやカナダのような国家のことも気になりました。それらを特に優先させながらどのような質問をされても大丈夫なようにネット上の国際ニュースや YouTube で多くの情報収集に努めました。
更に幅を広げるならEUやアメリカとよく意見が食い違うロシアに関連する国際問題はどうかと思いました。そこでシリア情勢、ウクライナ情勢、北方領土問題等の詳細も調べました。
面接官にもよると思いますが、二次試験を乗り切るコツは自分の得意分野である時事問題へと会話の流れを持っていくことでしょう。従って、自分が関心を抱ける分野は詳しいところまで話せる、質問されたらすぐに答えられるの2点のためにも知識を深めることが不可欠です。
純日本人・日本育ちの私の場合、発音が一番の不安要素だったため、国際時事問題の知識や使えるボキャブラリーでフォローする必要があると思いました。苦手分野がある人でもそれを補えるだけの知識があるかどうかで全然違うと思うため、上記のように探究心を持った上での真剣な対策をオススメします。
<最後に>
学生時代に勉強意欲も知識も無かった自分が、国連英検を通じて国際社会問題に対して好奇心旺盛になれたり、英語の勉強・洋書の読書も趣味と言えるように変わっていったと思います。その期待に応えられるように、また自分の夢が膨らむようにこれからも頑張りたいと考えます。帰国子女ではなく、海外勤務経験の無い私でも 1: 尽きることのない好奇心、2: エクササイズで鍛えた体力、3: 英文記事めぐりの習慣という3点を大切にすることで英検1級・国連英検特A級の合格が達成できたため、普段から英語に触れている人であれば目指すことができるはずです。この試験を目標とする皆さんが諦めずに努力に励むことを願っております。
保有資格 » 実用英検1級、通訳案内士(英語) 留学経験 » 中国 インターナショナルスクール 学校名 » 豊島岡女子学園中学校3年 |
<はじめに>
国連英検特A級は国内の英語の最難関資格と言われているので、いつか合格できたらなと思っていましたが、英語力だけでなく国連や国際情勢などの知識が必要なため、難しそうだなと思い受験していませんでした。しかし、アメリカの大統領選挙でトランプ大統領が選出されたことがきっかけで、前よりも国際問題に興味を持ち、TIMEを読むようになってきたので、この機会に国際的な時事問題を勉強してみようと思い受験することにしました。今回国連英検を初めて受験しましたが、幸運にも、A級だけでなく特A級にも合格させていただき、大変嬉しく思っています。
<一次試験>
最初に過去問を解いてみて、問題のレベルを確認してどういう勉強をしていったらいいのか考えました。私の場合は、国連知識問題が全然できないことと、国連英検レベルの単語を知らないため点数がとれないことがわかったので、主にその2点を対策することにしました。国連知識については、指定テキストを熟読して、過去問の知識問題を解きながら間違った問題を覚えていく方法で勉強しました。単語は、三修社の「国連英検特A級A級対策」の巻末の必須語彙を暗記しましたが、この本は例文の中で単語を確認できるので良かったです。
<二次試験>
スマホのアプリのCNNでなるべく毎日記事を読むようにし、また図書館でTIMEの記事から自分の興味のあるテーマを探してコピーして読み、そのテーマの背景を理解して自分なりの意見を言えるように練習しました。CNN10が特に好きだったのですが、受験の2週間前位から8月まで放送休止になり、利用できず残念でした。私はA級と特A級の同時受験だったのですが、面接は一回だけで特A級の方での受験でした。本番の面接では、面接シートに書いた内容を中心に質問されましたが、二人の面接官の方は、私が話したことに笑ってくださり、和気あいあいとした雰囲気でリラックスして受験することができて、感謝しています。
<おわりに>
今までの合格体験記を読んでみると、中高生は、普段学校でも、英語で時事問題を討論したり、エッセイを書いたりしている環境の方が多いと思います。私は、英語の特別授業がない普通の学校に通っているので、すべて自分で勉強しなければいけないから大変だと最初は思いましたが、全部やろうとすると時間がかかりすぎてしまうので、やるべき分野を絞るとよいと思います。まず過去問を解いてから自分の弱い分野を把握して、その分野を集中して勉強していくのが効率的だと思います。
今回国連英検を受験したことにより、国連の諸機関について勉強することができ、また国際情勢に興味を持つようになりました。これからも国際社会が直面している問題に興味をもち、新聞や雑誌の記事を読むことを習慣にして、それらの問題に自分なりの意見を持てるように努力していきたいです。
保有資格 » 実用英検1級 留学経験 » フランス、北欧、中東、計8年半在住 学校名 » 渋谷教育学園渋谷高等学校1年 |
この度は国連英検特A級に合格できてとても嬉しく思っております。
一次試験
一次試験の準備を始めたのは試験まであと一ヶ月を切ったところだったのであまり時間はかけられず、自分の苦手分野だけを集中的にやりました。
まず私は何回か指定参考書を読み、問題として出そうなところには見当をつけておきました。
次に過去問を一通り解き、それぞれのセクションでどれくらい正解を取れたかに応じて対策を立てました。私は知識問題以外は大体正解を取れていたので国連の知識を身につけることに集中しました。
過去問の知識問題の部分だけを解き、更に指定参考書を参照し、重要な部分は付箋でマークしました。
エッセイ対策としてはUN News CentreやBBCのニュースアプリをケータイに入れ、それを隙間時間に使っていました。
本番では落ち着いて解答にあたることに集中し、その結果、何度か解答を見直す時間ができました。
二次試験
二次試験は期末試験の真っ最中にあったので、あまり準備に時間をかけることはできませんでした。
その分空いている時間でBBC、CNN、そしてUN News Centre を頻繁にチェックすることで今話題の国際問題について詳しく知っておくようにしました。核問題などに対して国連が行っていることや、日本が行っていることを調べ、深く語れるような素材を作っておきました。
本番ではシリア情勢や核問題など、自分で調べた話題について試験官の方と議論することができたので準備は活かされました。
最後に
国連英検を受けたことをきっかけに、国際問題について大まかな内容だけではなく、深く知り、更には自分なりに分析する機会を得ることができました。特A級を受けて国連の知識や国際社会の取り組みへの理解が深まったので、受けてよかったと思いました。
皆さんも頑張ってください。
保有資格 » 実用英検1級、TOEIC 990、TOEFL 103、通訳案内士(英語) 留学経験 » 無(なお、海外生活経験〔香港、北京、シンガポール〕は通算12年) |
この度は、学生時代より憧れていた国連英検特A級に、運良く合格することができました。
現在、私は英語を日常的に使う職場にはおりません。しかし、仕事の合間の限られた時間で勉強して合格できたという今回の経験を、今後のキャリアに活かしていきたいと考えております。
☆1次試験対策☆
国連知識:『わかりやすい国連の活動と世界』に目を通しました。過去問で出た部分にマーキングをしておき、試験直前から前日にかけて、暗記に努めました。また、絶版(AMAZONで中古を入手)ですが、『国連英検2次試験対策―英語で身に付ける国連知識』というCD付きの教材も、何回も聴きました。
作文:英検1級対策としてオンライン添削を受講し、Introduction-Body-Conclusion という書き方のイロハを習得しました。国連英検特A級の場合、字数がさらに長いため、英検1級よりも Body を充実させるよう、心がけました。また、過去問の模範解答例も参考にしました。ただし、私の小手先の作文をはるかに上回っていたため、実際に何通か書き写したり、監修の先生のコメントを読んだりしました。
文法:『上級時事英文法 国連英検特A級・A級準拠』や『国連英検特A級・A級対策』で、頻出分野を確認し、ある程度解き慣れておくのが有効です。ただし、国連英検特A級の場合、文法問題とはいえ、結局は問題文や選択肢の意味が理解できるかという、単語力が決め手になると思います。
読解・単語:最近の年度の過去問集で、出題形式の確認とかかりそうな時間を計測しておくと良いと思います。ただし、動詞の形を変える問題以外は、文法問題同様、結局単語力が勝敗を分けます。その単語については、英検1級レベルの単語が大前提となり、そこに欧米発行のメディア(エコノミスト、ニューヨークタイムズ、ガーディアンなど)レベルを上乗せしていかねばなりません。合格者となってしまった今も、決して自分の単語力には満足できておらず、一生勉強と考えております。これから合格を目指す方も、どん欲に多方面から吸収していただきたいです。その途中で、必ず1次試験の合格点越えができます。
☆2次試験対策☆
強制的にしゃべる機会を持つため、受験生活を通じて、東京のテソーラスハウス(通学クラス、SKYPEクラス等)、地元のSELF ENGLISH SCHOOLという2社の英会話スクールにお世話になりました。
アウトプットについて:業務や学業で英語を普段から本格的に使う方以外は、原則として何らかの英会話スクールの活用が望ましい、と考えます。ただし、普段から口の筋肉を動かすという意味では、最寄りのスクールや、最低限、時事英語の音読・シャドーウィングでもこと足りるとは思います。
インプットについて:他の英語検定の面接と決定的に違うのは、国連英検特A級の場合、国際社会、国連の働きについての知識が不可欠である点です。
この点、結論から申し上げますと、スマートフォンが最も手軽、かつ有効でした。いくつかのアプリをダウンロードし、通勤時間や空き時間に必ず目を通すようにしていたからです。
直前対策:2週間前くらいから、英字新聞(私の場合、近所のコンビニで売っていた JAPAN NEWS)を日々購入し、仕事の後に目を通しました。また、偶然、日本版 NEWSWEEK を見かけて、時事問題の分析が面白かったため、図書館で直近2ヵ月分ほど借りて、国際問題中心にざっと目を通しました。また、最近出版された『CD付 米国発 NewsHour 国際政治編 激動のニュースから学ぶ トップリーダーの英語』を一読し、トランプやシリアなどといった、重要テーマの復習をしました。
当日:試験会場に向かう電車内と到着後の待合室で、普段の手帳の余白に、思い浮かぶ国際問題のテーマと自分なりの簡単な応答を書いて、集中力を高めるようにしました。
実際の試験は、グテーレス新事務総長についての意見(今後も必ず聞かれそうです)、トランプ政権の評価、ヨーロッパの指導者の比較(メルケル、メイ、マクロンの3Mというフレーズが印象的)、安倍首相のリーダーシップの有無、高齢社会について(想定外の質問で、グダグダになってしまいました)など、多彩なラインナップで、あっという間に終わってしまいました。意識して試験官の目を見て話すこと、あいまいではなく、はっきり意見を言うように、だけを心がけ、何とか乗り切りました。
以上です。何かしら、参考になれば幸いです。また、この場を借りて、お世話になった英語指導者やネイティブスピーカーの皆様、そして家族に心から感謝します。
保有資格 » TOEFL iBTスコア 109点 留学経験 » なし 学校名 » マリスト国際学校 |
この度は試験合格に際し合格体験記を書く機会を頂き光栄と共に感謝しております。
私の体験記が一人でも多くの方々の参考になれば嬉しく思います。
1次試験対策:指定されているToday’s Guide to the United Nationsの参考本を読み込み、国連英検過去問題集を解きました。国連についての知識問題が主にこの本の中から出題されています。
英文の読解力が重要です。国際機関で使われているタイプの英語で書いているので時間が限られている中で効率的かつスピーディーに文章を読まなければなりません。
2次試験対策:世界情勢の知識と国際問題について英語で自分の意見をまとめられる事が要求されます。私は自分が興味のある国際問題を事前に複数用意しました。私の場合は、8分間国際問題を語り、自分の意見をまとめました。それ以外にも、今起こっている国際問題についての意見を聞かれました。
国際問題の情報を収集する上で日々テレビとネットを利用してワールドニュース、国連決議、国連会議の演説やスピーチを読んだり聞いたりして意見をまとめる練習をしました。
国連英検の公式ガイドブックにある二次試験のインタビューシートを事前にコピーを取って記入しておいたので試験当日にシートに記入する時に時間の節約が出来ました。
最後に、この国連英検に合格された方々が世界でご活躍する事を願っています。
保有資格 » 実用英検1級 留学経験 » 米国通算7年 学校名 » 慶應義塾湘南藤沢中等部3年 |
<はじめに>
この度は国連英検特A級に合格することができ、心から嬉しく思います。勉強をしているときに心掛けたことや、受験のための対策について記したいと思います。
<一次試験>
学校の授業と部活の両立が大変な中、国連英検のための勉強時間を作ることが困難でした。そのため、毎朝、通学前に The New York Times を読むことで、少しでも英語で時事問題を把握できるように努めました。加えて、CNN Student News や UN News Centre を読み、様々な英語のPodcastも通学時間を利用して聞くようにしました。また、自分の苦手分野と得意分野の把握がとても大切だと思います。私の場合は特に単語が不十分だったため、「上級英単語集」や "Basic Word List" などの単語集を使って、載っている単語全てに必ず目を通すようにしました。また、単語集に書き込み、自分なりの注釈や覚え方を書くことによって、知識を定着させることができたと思います。国連に関する知識は、A級の時は一読するだけだった「わかりやすい国連の活動と世界」を繰り返し読み、年号や組織名の暗記に努めました。
<二次試験>
面接の準備は、面接シートについて丁寧に受け答えができるように練習した上で、自分の興味がある分野や話したい分野について、もっと深く掘り下げていく形で行いました。欧州やアジアで頻発するテロについて、その原因や背景を学ぶことは、歴史や経済の問題点について勉強する良い機会になりました。特に興味があった分野については、一次試験の時から引き続いて様々な英語の記事や新聞を読み、Podcast を通じて多数の意見に触れるように心掛けました。試験直前には、試験を想定したスピーチを録音して自分の喋り方を研究し、分析するようにしました。実際の面接では、A級の時と比べて、より奥が深く、予想をしていなかった質問をされる時もありましたが、とても楽しく試験官の方と意見を交わすことができ、嬉しかったです。
<最後に>
国連英検を受けたことにより、語彙力を伸ばす機会を得たことはもちろん、時事問題の理解を深めたり自分なりの視野を広げることができたことに感謝しています。勉強する時間を見つけることは大変でしたが、楽しむことを忘れないことが大切だと思います。これからも国際情勢や時事の出来事について問題意識を持ち、国連の活動や取り組みに気を配ることで、国際的に活躍していけるように頑張りたいです。
保有資格 » 実用英検 1級 TOEIC スコア 985点 TOEFLスコア 116点 留学経験 » なし(アメリカ在住経験4年間あり) 学校名 » 東京学芸大学付属国際中等教育学校 |
この度は国連英検特A級に合格することができ、大変嬉しく思っております。
英検一級を受験した後、日本で受けられる別の英語力を試せる資格がないかと探してみたところ、親の紹介で国連英検にたどり着きました。まずは自分がどのくらい問題を解けるのだろうと、力試しに問題集を購入し、過去問題に目を通しましたが、英検一級を受けてから既に4,5年程経っていたのに加え、単語が想像以上に難しかったため、初めは苦戦しました。しかし、受けようと決めた頃には試験の数週間前であり、学業面でも忙しかったので、単語帳などを熟読する暇はありませんでした。代わりに、暇な時間に「わかりやすい国連の活動と世界―国連英検指定テキスト」を読み、なるべく問題に出てくるような内容(年号、本部の設置場所など)を暗記するように努めました。元から英語の読書は好きだったので、テスト前に3回は読み通すことができました。
テスト本番は、意外と作文の構成に時間を取られてしまいました。200単語という制限は見た目に反してとても短いもので、収めるのが大変でした。テスト前の予習の際は作文の時間配分も考える必要があったのだな、と深く反省しました。テーマ自体はそこまで難しくはありませんでしたが、「国連」英検と呼ばれるだけあり、国連に関する知識も間接的に問われるものとなっていました。ここで初めて国連に関する知識の「暗記」だけでなく「実用」を試された気がします。
二次試験の日程が期末週間直前の週末でしたので、学業に追われて対策を練る暇が一次試験ほどありませんでした。過去の体験談や合格記を読むと、世界情勢について聞かれることが多いことが分かりましたので、二次試験前はとにかく毎日ネットや某SNSのトレンドを確認し、話題の国際問題や出来事を把握できるようにしておきました。実際、二次試験本番では直前にあった核兵器禁止条約の採択に関する意見を聞かれたので、試験直前までニュースに目を通すことの大切さを感じました。
私にとって国連英検の勉強は、単に高度な英語力を習得することではなく、英語を通じて国際社会についての理解・関心を深める大きな契機となりました。この経験を活かし、これからも世界の出来事に関する自分なりの意見を持ち続けたいと思います。
保有資格 » 実用英検1級 留学経験 » アメリカ合衆国 ライス大学(研究インターンシップ、6週間) 学校名 » Wageningen University, MSc Environmental Sciences |
私の学習方法が、今後国連英検A級を受験する方のご参考になれば幸いです。
【1次試験対策】
主に、過去問を中心に勉強しました。大問1の「わかりやすい国連の活動と世界」から出題される国連関連知識や、大問9の国際事情に関する作文では、似たような出題傾向がみられた為、テキストを読むと同時に、まずは問題を解くことに専念しました。各試験で間違った箇所はノートに記入し、その中で覚えたいものは特に赤字にして赤シートを用いて見直すことで、何度も確認できるようにしました。
何度か過去問を試した後に、自分の弱点が主に文法や語彙力不足であることがわかった為、自分の認識があやふやと感じたものは、紙辞書を用いて一つ一つ念入りに調べました。また文章を読む際は、多読や速読以上に「精読」に重点を置き、一つ一つの文章を完全に理解するよう心がけました。それまであまり気にしてこなかった「その表現にあった単語や熟語の正確な使い方」を把握していくことで、以前に比べ読解がよくできるようになったと感じます。
【2次試験対策】
面接では、現在の国際情勢に関する内容が聞かれることを予想していた為、トピックをいくつか自分の中で絞り対策を行いました。私は学部時代に環境工学を学んでいたこともあり、国際環境問題に深い興味がありました。そのため、地球温暖化に対する国際的な枠組みである「パリ協定」や、国連が進めている「持続可能な開発目標(SDGs)」などを中心に学習を進めました。自分の興味がある内容を現在の国際情勢と結びつけて考えると、学習しやすいと思います。情報収集を行う際は主にネットを利用していましたが、深く知りたい分野は国際セミナーなどに行き専門家の意見を直接聞くことで、理解を深めました。
私はこの試験を受ける前に実用英検の面接も控えていた為、二つの試験の対策をまとめて行いました。まずは「英検1級 100時間大特訓」を用いて2分間論理的に話す練習を行い、国連英検の面接ではそれを応用し、自分の国際知識を2分〜3分筋道を立てて話す練習を行いました。話した内容は聞き返せるように録音をし、再度聞きながらどのように話すのが最もよいかを考えました。練習では「現在国際情勢で気になっていること」、「何がどう問題なのか」、「国連や日本の対処方法」などの質問を軸にして、対策を練りました。5W1Hを意識しながら話を進めると、より論理的に物事が説明できると思います。
【最後に】
私がこの試験を受けて一番良かったことは、今まで知っているようで詳しくは知らなかった国際問題・国連知識を深く知ることができたことです。まだ国際問題をあまり知らない学生がこの試験を通して国際情勢を学ぶことで、より幅広い国際的な視野を持ってほしいと強く感じています。今後は国連英検特A級の合格を目指すとともに、より一層勉学に励んでいきたいです。
保有資格 » 実用英検 1級・優良賞受賞、TOEIC 955点 留学経験 » 北京市滞在 学校名 » 慶應義塾湘南藤沢高等部 |
この度は国際連合公用語英語検定試験A級の合格を頂くことができ、大変嬉しく思っております。比較的難易度が高いことで知られている国連英検ですが、試験の準備にあたり身につく知識は、国際情勢を把握する上で非常に価値の高いものなので、受験を強くお勧めしたいと思います。
【受験動機】
私は元来安全保障や国際平和等の分野に興味が有り、戦後の国際平和に於いて中心的な役割を果たしてきた国際連合についてより深く理解する上で、国連英検の勉強が有効だと知り、A級からの受験を決断しました。
【1次試験】
筆記試験は、ほぼ全ての問題が国連や国際情勢に関する例文を用いて出題されます。よって、日頃からアンテナを張 り、ニュース等を積極的に読み、現在の国際情勢を把握できるよう心掛けた上で、通学時間を中心とした空き時間を利用して国連の構造や 現代史の学習に取り組みました。試験数日前に過去の問題を一通り解き、問題形式と時間配分を確認しました。
【2次試験】
2次試験に於いても、時事と国連の知識を一部問われる為、1次試験対策として行っていた情報収集と国連知識の学習を引き続き行い、知識を補強・更新しました。また、限られた時間内で面接官と会話をするにあたり、出来るだけ自分の知識量が豊富な分野について聞いて頂けるよう努力した結果、懸念していた国際情勢の知識についても高い評価を頂く事が出来ました。その他の評価項目に関しては積極的且つ堅実性のある態度で臨めば全く問題有りません。
【最後に】
今回の受験を経て、私にとって最も大きな収穫となったのは、日頃から積極的に国際情勢を把握しようとする習慣が身に付いたことです。この経験を活かし、更に様々な事に挑戦して行く所存です。国連英検の受験は必ずや有意義な経験となるので、より多くの方に挑戦して頂けたらと思います。
留学経験 » 無 職業 » 司法書士 |
【はじめに】
私が国連英検A級を目指した理由は、2015年に JICA主催の能力強化研修「法整備支援コース」を修了して以来、法律だけでなく語学の研鑽にも力を入れていく必要があると強く感じ、司法書士として、通常業務だけでなく、今後は開発途上国における法整備支援分野に取り組みたいという思いから受験を決意しました。特に上位級の勉強においてはソフトインフラの重要な担い手である国連活動を知ることで世界情勢も知ることができ、今後の自分の糧になるものだと思い合格を目指すことになりました。
【一次試験】
2016年第2回試験の初めての受験では3点足らずで涙を呑む結果になりました。通知を受けた後、自分に足りないものは圧倒的に単語力だと痛感したため、新たに購入した「英検1級出る順パス単」を重点的に、これまでの指定テキスト、過去問、「上級時事英文法」「国連英検特A級・A級対策」を繰り返し使って勉強を進めていきました。また、BBC ニュース及び UN News Centre はこまめにチェックしていました。 ライティングについてはニュースや英字新聞などの表現を利用して、どんな話題であっても自分の意見が書けるように週末などにまとめて練習していました。
【二次試験】
高校時代は活きた英語を学べる環境にありましたが、最近ではおおよそ14年ほど実際に英語を使って話す機会から離れてしまっていたので、二次試験は非常に不安でした。遅まきながら、2017年2月より過去の合格体験記の方が使っていらっしゃったオンラインスクールを利用して面接試験に臨みました。並行して、一次試験対策のときと変わらず、BBCニュース、UN News Centre の情報収集はほぼ毎日チェックしていました。対策方法がとりづらかったので、これらのソースを利用して世界情勢の知識を万遍なく得るようにし、自分自身の意見が言えるよう、フリートークも含め20個くらい準備していました。
試験当日は、自分が話したい話題(国際事情)を話させてくれ、それをもとに面接官の方とディスカッションをする、非常に受けやすい試験形態でした。私が話した内容は、「トランプ政権下における米国の将来」及び「近年の一連のテロ行為及び各国の対策」についてでした。面接官の方の温和な対応もあって、とても話しやすく、コミュニケーションもとりやすかったです。(ただ、途中でタイムリミットが来てしまって、それでも最後まで話したかったので面接官にお願いして1分間だけ延長してもらいました・・・。)
【さいごに】
私は、土地柄、職業柄と普段全く英語を使う機会がないため、自分自身で英語を使う機会を作り出すこと自体難しい環境にありました。さらに通常業務の傍らで勉強していたため、思うように勉強が捗らない時もよくありました。それでも、自分がこれからやりたい分野がはっきりしていたので、何とか乗り越えることができたと思います。
ただ、2度目の受験に向けての勉強は正直、非常にしんどかったです。平日は通常業務を抱え(自営事務所なのでサポートがいない・・・。)、休日は勉強時間に充て(休日に仕事が入ることもあるうえ、GWは試験直前だったのでどこにも行けない・・・。)、振り返れば休む暇はなかったように思います。けれども、面接試験が終わった次の日に、運よく国際関係に携われる会務部門へのお話しがあったときは嬉しかったですし、最終合格通知を手にしたときは嬉しさもありましたが安堵感のほうが大きく、月並みですが、頑張ってきてよかったと、久々に達成感を感じることができました。
この試験を目指し、合格できたことで、語学力はもちろんのこと、国際・国内問わずニュースの記事ひとつにしても見方や自分自身の意見を常に考えるようになりました。この試験で培った力をこれからの新しい分野で大いに活かすことができるよう頑張っていきたいです。
保有資格 » 実用英検1級、TOEIC スコア 960点 留学経験 » なし 学校名 » 洗足学園中学校 3年 |
私の体験が少しでもお役に立てればと思い、簡単に体験記をご紹介させて頂きます。
私は5歳から小学3年生までアメリカに住んでいて、現地の学校に通っていました。帰国してからも英語を忘れたくなかったため、中学校も帰国生の英語の授業がある学校を選びました。日常的に英語に接しているため、国連英検に対する特別な対策はとっていませんでした。強いて言えば、指定テキスト「国連英検 特A級・A級対策」に目を通して苦手分野を一度解いた程度でした。
そのような私が合格できたのは、学校で模擬国連同好会に所属していることが大きいと思います。模擬国連の活動の一部として参加した会議のために調べた事も試験に出題され、自信を持って答えることができました。
他には、語彙力を増やすために、国際関係に限らず、他のジャンルの本も多く読みました。また、ニュースや池上彰さんの番組をみて、特に時事問題や国際ニュースなどに気を配りました。
このことから、ある程度の英語力を身につけた上で、より国際関係に興味を持つことが大切なのではないかと感じました。
二次試験では、面接カードに書いたことを深く話せるようにした方が良いと思いました。
私もこのまま、上を目指して頑張っていきたいと思います。
皆さんも頑張ってください。