上位級合格者 合格体験記

長谷川 貞二さん (神奈川県) [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEICスコア 990点、通訳案内士(英語)、
 ビジネス通訳検定(TOBIS)2級(逐次)
留学経験 » 米国(1ヶ月)、ドイツ(海外勤務6年)
職業 » メーカー勤務

特A級に合格し、更にこのような場を賜り、誠に光栄です。同級に挑戦される方々のご参考になれば幸甚です。

【合格への道のり】

一次試験は難関でした。私もビジネス表現はある程度鍛えてきたつもりでしたが、世界の時事や中長期的な課題に関する見識と表現力が充分とは言えず、当初はなかなか太刀打ちできませんでした。しかし、下記を中心に積み重ねて行くに従い、次第に目の前が開けてきました。

  1. TIME誌の定期購読による、視野と語彙の拡大、読解力アップ、洗練された文章表現の吸収
  2. National Public Radio などニュースメディアを通して、世界の最新情報を常時キャッチ
  3. サイマル・アカデミー「通訳者をめざす人のための上級英語」で、解釈・再表現力アップ
  4. 日本国際連合協会編「上級時事英文法」で、文法力を再構築

二次試験は「貴方が国連事務総長なら、何を実行したいですか」の質問で始まりました。瞬く間の15分間でしたが、ほぼ即答できたと思います。国連活動や世界情勢に関心を持ち、自分の意見をまとめておくことが有効でしょう。私は、貧困と格差、人口爆発と食糧、資源・エネルギーの未来、地球温暖化、内戦、地域紛争、核の脅威などの大問題を、相互依存社会と持続性において関連づけ、解決に向けたアイデアと共に、大きく整理しておきました。直前に他界されたマンデラ元大統領の功績も、自分の言葉で表現できたと思います。

【モチベーション維持】

英語に惹かれ、向上心を長らく維持できています。私の純英語圏での滞在期間は、出張を含めても3ヶ月程度ですが、その分情熱で補っているつもりです。幸運にも、環境には助けられています。特に、勤務先(日立化成)の制度や社風です。先ず、社員はTOEICの受験機会を年2回与えられており、私も約15年間休まず受けています。下限値を心に決め、近づくと自分に喝を入れて来ました。また、海外留学制度に応募し、40歳代の終盤に米国のビジネススクールに1ヶ月留学する機会を頂きました。この場で、多彩な教授陣、世界から集まった上級管理職、PhD や MBA と交流し、到達したい語学水準、現実の立ち位置、ギャップを実測できました。「英語で受け入れる」に着眼し、学習効率が高まったのもこの頃からです。首記の資格はその後50歳代に入ってから、連鎖的に取得できました。加えて、勤務先では "World-class Professional" を人材像に掲げ、トップが率先して挑む社風があります。これが、鮮明な旗印として、日々の励ましにもなっています。

【自助努力】

方法論的には、プロフェッショナルから学ぶのが上達の王道と心得ています。具体的に、サイマル・アカデミーが私の道場であり、通訳者養成コースから数えて5年間ご指導頂いています。通訳とは、聞き手が分かり易い説明を異言語で行うことです。ここでは聴き取りや再表現は、言わば製品の品質を左右する基幹工程ですから、自ずと追求水準が高規格です。妥協するということはありません。現講座では、独力では揃えられない多様な主題をご提供頂いており、解釈力アップはもちろん、次第に視野も語彙も拡がる実感があります。もし私が ”World-class Professional” に半歩でも近づけるとすれば、この場にその手掛かりがあると思っています。今は未だ道半ばですが、一定の成果が得られるまで、当面続けて行くつもりです。

浅学の身で誠に恥ずかしい限りではありますが、若干の経験を披露申し上げました。
最後に、日立化成、サイマル・アカデミーの先生方、昔ハリウッド映画を見せ、テープレコーダーを与えてくれた父、そして常に良き理解者・協力者である妻に、心から謝意を表したいと思います。皆さん、ありがとうございました。

金谷 英明さん (栃木県) [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、総合旅行業務取扱管理者、
 国内旅行業務取扱管理者
留学経験 » 米国、カナダ
職業 » 高校教員

この度は目標である国連英検特A級に合格でき大変嬉しく思います。自分自身挫折を繰り返し、その度に多くの先生方に支えていただき、勇気をもらいました。また、過去に多くの合格者の方が書かれた合格体験記は大変貴重で励みになりました。特A級を目指されている方に少しでも参考になればと思い、ここに記しました。

(一次試験)

多くの受験生の方が長文や語彙に重点をおいていますが、私は国連知識問題(10点)とライティング(20点)を最重要課題とし、2つの合計最低25点を目標に学習しました。指定テキストは年号・数値を中心に満点とるつもりで1日1回全体を確認しました。ライティングは国連が抱える課題(核問題・民主主義・PKO・安保理)とシリア・イラン核問題・北朝鮮・中国を中心に30~40トピックで書きました。ライティングが的確に短時間で仕上げることが出来ると長文に焦らず解答でき、相乗効果が生まれます。またライティングのため国連を含む国際問題について調べた内容は2次試験でも大変役立ちました。

語彙力増強に向け、ECONOMIST や TIME、DAILY YOMIURI を購読し、VOCABULARY 教材(究極の英単語セレクション、ハイレベル英単語、VOCABULARY10000)や GRE 用の教材・フラッシュカードを使い類義語を増やしました。

時間配分と解答順序にも気をつけ、解答順序を大問1(知識問題)→短文空所補充→下線部誤り指摘→ライティング→長文5つ の順序で解答し、万一のやり残しの時、失点を最小限に出来るよう工夫しました。(WRITING の途中で試験終了が最悪のシナリオなので)近年の傾向は、難関な語彙の出題が少なく、ライティングの比重が増え合格ラインが70%弱になりました。闇雲に難しい単語や英文に取り組むより、国連知識・エッセイライティング・語彙・長文をバランスよく取り組むことが合格の近道だと思います。

(二次試験)

私は過去1回欠席、2回受験するも総合評価6で不合格になりました。そのときの反省として1つの話題に10分以上話せるよう情報を集めました、話す絶対量が少ないと不合格になります。そのため、ストップウォッチを使って1つの話題に3分間話し続けられるようにしました。ニュース源はやはり ECONOMIST、TIME、DAILY YOMIURI、BBC NEWS、NY TIMES EDITORIALS、BBC PODCAST や朝の BBC AMERICA、CNN の AMANPUR 中心でした。当日は面接委員の方から、イランの核問題・シリアの化学兵器・中国との領土・領空間問題等を質問されました。国際問題の背景、自分の意見、そして解決策などを織り交ぜると3分はあっという間に経ちます。面接委員の様子を見て興味を持っていただけているようだったので、練習どおりに話し続けました。結果は総合評価9をいただくことができました。国連英検特A級は最難関の試験ではありますが、あまりそのことだけにこだわらず、日ごろからニュースをチェックし、国際問題を議論するための準備をして面接委員の方とお話をするくらいの心構えが大切なのではないかと思います。また、国連がそのような問題に何ができるかという質問を各トピックごとに聞かれました。OPCWの取り組み、ノーベル平和賞受賞、UNHCRの難民救済、IAEA核施設視察などに触れ、国連に敬意を払いながらもっと課題に取り組むべきであると話しました。国際人としのマナー・常識を見るテストでもあるので国連に対する敬意は絶対必要です。

最後に面接シートに書いたことについて質問されますが(ベビーシットが得意と書いたのでどんな子育てしているのか、自己紹介など)ここはウォームアップでなるべく時間を短くして答えるべきと思います。国際問題について長くなればなるほど Knowledge, Communication の項目がアップするのではと思います。

目標を達成したものの、面接に反省が残りました。(中国と日本の関係についての質問で靖国神社参拝・日米関係強化・アジア諸国との関係強化等触れられれば良かった)新たな目標に向けて第一歩を踏み出したいと思います。

いろいろ長々と書きましたが、実は仕事の忙しさが尋常でなく、2次試験の3ヶ月前ころから満足できる学習はほとんどできませんでした。やっとここまで辿り着いたという気持ちです。私なりに思うのは、検定試験合格は巡り合わせのようなもので、たとえうまくいかないときが続いても、またどんなに苦しくても、巡り会わせでチャンスが必ず巡ってくると思います。受験生の皆さんのご健闘をお祈り申し上げます。

岡島 健さん (愛知県) [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEICスコア 990点、通訳案内士(英語)
留学経験 » 無
勤務先 » 学校法人中部大学(事務職)

難関英語資格のひとつである国連英検特A級に、一度目の挑戦で合格できたことをうれしく思います。私には留学経験もなく、独学で語学学習をすすめてきました。幸い合格はしましたが、1次・2次試験とも、合否をドキドキしながら待つような状況でした。まだまだ自分の語学力は充分ではないことを、この試験に教えて頂きました。国連英検受験は、語学力のブラッシュアップや国際関係の知識習得の機会となっただけでなく、一人の社会人、また日本人としての世界とのかかわりを深く考えるよいきっかけとなりました。そのような機会を与えてくれた、国連英検に感謝しています。

これからも特A級の名に恥じぬよう、がんばっていきたいです。また、ひとりの英語学習者としての以下の体験談が、みなさんの参考になれば幸いです。

<1次試験対策>

国連英検の指定テキスト「わかりやすい国連の活動と世界」からは、必ず出題されます。まず一度流し読みし、そのあともう一度読みながら重要事項をノートにまとめるとよいと思います。
また、国連英検は過去問題の問題集や対策本が少ないので、効率よく利用したいところです。「国連英検特A級・A級対策」「上級時事英文法」といったテキストを2回以上解いてみることをおすすめします。
単語は、難しい語彙に目が行きがちですが、英検1級レベルの語彙をしっかりと身につけることがとても大切だと感じ、英検1級「Pass単熟語」で語彙定着に努めました。また、インターネットのニュースなどで語彙を拾って覚えるようにするとよいと思います。
エッセイ対策は、「英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現」というテキストを元に英作文の練習をしました。それ以外にも、過去のエッセイ問題や自分で作成した予想問題を、30分の時間制限を設けて書いてみました。

<2次試験対策>

まず、国連などの国際機関や、国際情勢(特にアラブ世界・アフリカ・世界秩序など)に関する書籍を読んで理論武装に励みました。さらにインターネットで国際情勢に関わる事項を調べ、インプットしました。そして、自分なりに現状の世界情勢や国連の動きに則した予想問題を作成し、その答えを作文し、喋る練習をしました。
2次試験では、英語の流暢さも大切ですが、国連と国際情勢に関する知識を身につけ、自分なりの意見を述べることができるようにすることが、一番大切です。また、インタビューシートに記入する内容を決めておき、記入事項についてしっかり対策しておくとよいでしょう。
試験では一般的な国際情勢や国連に関する知識に加え、受験者のバックグラウンドに関する質問もありました。教育について、活発な意見交換ができたと思います。試験官の方は終始にこやかに進行してくださり、おかげで和やかに試験を終えることができました。試験官の方には大変感謝しています。

最後に、より多くの方が国連英検に挑戦され、世界に通用する語学力と知識を身につけて活躍されることを、心より希望します。

加藤 久弥さん [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEFLスコア 273点(CBT)
留学経験 » 米国(1年)
職業 » 会社員

依然、英語力不足を痛感する身ながら、国連英検特A級合格をうれしく思います。ここの体験記は大変参考にさせていただいたので、私も少しでもお役に立てればと思い、以下、体験を述べます。

一次試験

  • 2度、数点足りず落ちました。3回目受験(合格)時は、試験1か月前に準備を一旦終えるよう努め、実際はそれが2週間前になったものの、その2週間で「あと数点」加点の余地を模索しました。
  • 多くのご指摘どおり、語彙力が大きなウエイトを占める試験(Section V, VI, VII, VIII)だと思います。「最強の英語ボキャブラリー1700語 小島加奈子翻訳」、「英検1級・国連英検特A突破Vocabulary 1000 植田一三監修」に加え、TIMEの中で「知らないけど気になった」語彙の暗記に努めました。多数の語彙も毎日ひたすら回せば、結構憶わるものです。なお、The Economistを読まれる方が多いようですが、私はTIMEを読んでいました。
  • 間違い探し(Section III)は、1、2回目受験時の点数が低かったので、3回目は「上級時事英文法(三修社)」を繰り返しチェックしました。
  • 私には試験時間2時間は短く、英作文(Section IX)を最初に、長文問題(Section II)を最後に解いていました。

二次試験

  • 帰国子女レベルにはない私は、(1)[1] Interview Sheetへの記載予定内容、[2] 国連関連、[3] 時事問題、につきアウトラインを作るとともに、(2)想定外の質問もアドリブで切り抜けられるよう、通勤時に基本英文のシャドウイングを繰り返しました。
  • 1度目受験時は、Pronunciation と Fluency の評価が低く不合格でした。上記アウトライン作成を試験前日までしていて、内容をスムーズに話すトレーニングを欠いていました。
  • 2度目の受験(合格)時は、アウトライン作成を前倒しし(とは言え、体調を崩し完成は試験前々日くらいでしたが)、内容を話すトレーニングを繰り返しました。
  • 時事問題対策は、現状把握、背景理解に日経新聞を、英文用語、固有名詞発音確認にNHK World Englishのウエブ・サイトを用いました。TIME/The Economistよりも日経新聞の解説の方が簡潔で効率的でした。
  • 2度目受験時は、中東情勢、原理主義勢力の拡大、安倍政権の動向、日本と国連との関係のあり方等につき、知識、理解、見解を問われました。

今後受験される方々のご健闘をお祈りするとともに、私自身が「国連英検特A級ってこんな程度?」と思われないよう、精進を続けたいと思います。

坂本 方斉さん (奈良県) [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEICスコア 980点、
 中高1種教員免許(英語)、柔道参段等
留学経験 » 無
勤務先 » 幸福の科学学園関西校(滋賀県)

2014年、年初にこのような喜ばしい知らせをいただき、本当にありがとうございます。国内では最難関の試験と言われる国連英検特A級に合格することができ、大変光栄に存じます。面接官の先生、応援してくれた生徒、支えて下さった方々全員に感謝しております。現在、学校で生徒に英語を教えておりますが、今回の合格は大変大きな励みとなりました。以下、これから挑戦される皆様の参考になれば幸いです。

<1次試験>

  • 1次は3度目の挑戦でした。文法、語彙のところは比較的とれるものの、読解のところはなかなか克服できずにいました。どの問題で点数が取れるか、時間配分をどうするかなど問題をよく分析して、解き始めるのがよいと思いました。自由英作、文法、語彙関連の問題を先に解き、読解の問題をじっくり取り組む作戦はよかったです。
  • 国連知識については、指定参考書をもとにオリジナルのノートを作りました。とにかく何度も繰り返し読み、要点を暗記するように心がけました。また特に特A級とA級の範囲を重点的に読むようにしました。過去出題された箇所をしっかり読み込むことで、出題されやすいところがだんだんわかってきました。
  • 長文読解対策としては、英字新聞、国連News・クロニクル、フォーリンアフェアーズ、TIME、茅ケ崎英語など普段から目を通すようにしていました。疲れている時はよく耳で英語に触れるようにしました。音としてはスマートフォンでVOA、FOX、NPR、ABC、BBC、NHKのニュースをよく聞きました。ニュースは繰り返し聞くと面接対策にもなりました。

<2次試験>

2次試験は初受験で合格できたのはラッキーでした。私のつたない英語に耐えて下さった2人の面接官に心より感謝しております。準備としては、特に興味のある項目(事務総長、尖閣問題、東アジアの安全保障など)に絞って意見をまとめて臨みました。本番では、好きな本と著者、韓国のTPP参加、秘密保護法、イランの核問題、国連の組織などについて聞かれました。あっという間の15分間でしたがとにかくコンパクトに結論から話すようにしました。もっと論理的に話せるように練習をしておけばよかったと思いました。幅広くニュースについて自分の意見が言えるようにしておくことが理想です。本番はやはりわからないところも多々ありましたが、それでも自分のわかる範囲内で堂々と意見を言うことが大切だと感じました。

今後も特A級への再チャレンジも含め、さらに実力を磨くためにコツコツ英語学習を頑張りたいと思います。ありがとうございました。

松井 忠徳さん (大阪府) [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEICスコア 990点
留学経験 » 米国(修士号)、イスラエル、ウガンダ、
 エチオピア 計約7年
職業 » 高校教員

受験した理由:

過去に国際協力の分野に従事してアフリカに4年いたこともあり、当時からこの資格はいつか取得したいと思っていました。今は日本にて教師の仕事に就きましたが、受験のタイミングが合ったので自己啓発の意味も兼ねて受験することにしました。

教材と試験について:

1次試験の前に過去問題の本を1冊買って試験の形式と傾向をつかむことにしました。運よく合格しましたが、国連知識に対する勉強不足を痛感させられました。2次試験には、1次での教訓を生かし、合格者の多くが薦められている「わかりやすい国連の活動と世界」を買って準備をしました。そのおかげか、面接では緊張せずに臨めました。面接官とは日常話したくても話せない様々なトピックを短い時間でしたが沢山お話することができて非常に楽しかったです。

勉強法:

私の日頃の勉強法は、アメリカの好きなドラマをDVDでたくさん観ることです。嫌いなリーディングも英語字幕を速読即解することで楽しみながら改善しています。自分にとっては楽しく学べるベストな勉強法になっています。少し古いですが、「The West Wing」はアメリカの政治や国際情勢を理解するのにはお薦めの作品です。

最後に:

英語の勉強は生涯続きます。まるで下りのエスカレーターを上がらないといけないように、何もしなければどんどん力が落ちていきます。ぜひ自分に合った学習スタイルを確立し、継続して勉強できるようにしてみて下さい。ここでのコメントが少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。

沖田 陽介さん (愛知県) [特A級合格]

保有資格 » TOEICスコア 880点、TOEFLスコア 103点

数年ぶりに国連英検特A級を受験し、以前は筆記試験でつまずいていましたが、今回は合格を頂くことができました。最近では以下に挙げるような国連英検対策のテキストなどが充実していますので、試験対策もしやすいと思います。

<役に立ったテキスト等>

  • 「国連英検過去問題集特A級・A級」、「国連英検特A級・A級対策」
  • 「グローバル・エキスパートを目指す上級時事英文法」(文法)
  • 英検1級の問題集(語彙)
  • Japan Times紙、NHK解説委員室ウェブサイト(時事問題)

<一次試験対策>

指定テキストである「わかりやすい国連の活動と世界」を勉強する時間があまりとれませんでしたが、国連の基礎知識については、過去問題集と「国連英検特A級・A級対策」で出題されている問題についてはできるようにしておきました。全く同じ問題が出題されることもあるようです。

私は文法問題が非常に苦手でしたが、「上級時事英文法」で勉強したところ、文法パートでも正答率が上がりました。全体に語彙が非常に難しいのですが、英検1級の語彙問題集が国連英検の受験対策に非常に役立ったと思います。

英作文については、英文や構成それ自体が重要なのはもちろんですが、与えられた設問に関する知識を有しているということをアピールできるように書くのがよいかと思います。

<二次試験対策>

二次試験に関しては、Japan Timesを毎日読むことで時事問題について回答できるよう準備しました。また、日本語ではありますが「NHK解説委員室」のウェブサイトも、時事問題についての知識を復習するのに役立ちました。

事前に記入する「インタビューシート」の内容から多く質問された、という体験談もありましたが、私の場合はインタビューシートの内容は全く聞かれず、また日本国内における最近のニュースについての質問が多かったため、Japan Timesを読んでいたのがやはりよかったと思います。

皆様のご参考となれば幸いです。ありがとうございました。

中山 昌子さん (広島県) [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEICスコア 990点、通訳案内士
留学経験 » 無
職業 » 会社員

このたび国連英検特A級に合格することができ、大変光栄です。
1年ほど前から特A級を受験しようと考えていたのですが、日々の「忙しさ」を言い訳になかなか実際の行動までに至りませんでした。しかし、私自身、会社で英語を活かせそうな仕事が自分の周りにはたくさんあるにもかかわらず、そういう仕事をする機会に恵まれず悔しい日々が続き、どうしても客観的な評価をしてもらいたいと思ったこと、また海外、特にますます台頭してくる新興国の方々とのお付き合いが増える中、もっとしっかり国際情勢を追いかけていく必要があるのではないかという思いから、今回の受験を決めました。

試験対策はとにかく限られた時間しかなかったので、効率よく勉強することを心がけました。
1次試験については、指定図書の「わかりやすい国連の活動と世界」を読み、その他の国連についての本(日本語)も何冊か読んで、国連のこれまでの歩みや今の課題などを理解するようにしました。また今回が初めての受験だったので、今年出版された2013年度版の過去問題集で試験の傾向をつかむようにしました。
2次試験面接対策としては、United Nations Radioのニュースをできるだけ毎日聞いて、国際関係のニュースに注意を向けつつ、継続的に動きがあって、ニュースとして取り上げられているトピックを集め、その背景や経緯などをまとめていきました。
面接では質問されたことに自分が解答する、という想定しかしていませんでしたが、実際には「今日話したいトピックはありますか?」と逆に訊かれ、ちょっとした不意打ちに遭ってしまいました。とっさに口から出たのはシリア情勢と中国の防空識別圏についてでしたが、受験される方はこのようなケースについても備えておくのが賢明かと思います。

どう考えても準備万全とはいえない中、幸運にも今回、合格することができましたが、試験結果通知書の評価項目を見ると自分の現在の実力や改善の余地のあるところがよく分かります。今回の合格は1つの励みとして、今後も引き続きしっかり勉強して、世界のどこにいても見識・説得力のある意見や主張ができる人になれるよう努力します。

吉村 直記さん [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級
留学経験 » イギリス

この度、国内英語検定の中で最難関と言われる国連英検特A級に合格でき、大変嬉しく思います。これから特A級を目指す方へ少しでも参考になればと思い、体験記を書かせていただきました。

【1次試験】

私が1次試験合格のために実践したことは以下の3点になります。1点目は問題形式の把握です。問題レベル・形式を理解する上で使用した教材は「2013年度版国連英検過去問題集特A・A級」になります。過去問題を解くことで、得意・不得意分野を知ることができ学習に非常に役立ちました。2点目は国連に関する知識の習得です。国連知識問題で正答率を上げることが1次試験突破への1つのポイントだと思います。そのため、指定テキストである「わかりやすい国連の活動と世界」の精読を心がけました。3点目は語彙力アップです。特A級で問われる語彙は非常に難解です。語彙力強化のため私が使用した教材は「Barron’s Essential Words for the GRE」、「Barron’s Pocket Guide to Vocabulary」、「GRE 4000」、「Merriam-Webster’s Vocabulary Builder」です。これらの教材の単語をすべて暗記することで1次試験合格に大きく近づくと思います。

【2次試験】

2次試験対策を始めたのは試験日の2週間前でした。十分な準備ができない中行ったのは 国際情勢の背景知識を増やすことです。BBC News・The Economistを最大限活用し、シリア内戦、中央アフリカ共和国の治安悪化、中国の防空識別圏、ウクライナ情勢、タイの反政府デモなどについて知識を深めるのと同時に解決策を考えノートにまとめました。実際の2次試験ではシリア内戦の解決策、韓国のTPP参加表明、領土問題、NSAの諜報活動、国連機関など多岐にわたって意見を求められました。2次試験突破には刻一刻と変わる世界情勢について幅広い知識と見解が必要不可欠だと強く実感しました。

【終わりに】

今回初めての挑戦で運良く特A級に合格できましたが、合格はあくまで通過点だと思っております。これからも更なる英語力向上を目指し自己学習に励んでいきたいと思っております。真の国際人を目指す方にこの国連英検特A級の受験を是非おすすめします。

中澤 亜緒衣さん [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEIC 965点、TOEFL 112点(iBT)
留学経験 » 米国(5~12歳)
学校名 » 渋谷教育学園幕張高等学校 3年生

本当は一次も二次も格好良く一発で受かりたかったですが、何度か受けてやっと受かったって感じでした。しかし、その分達成感は大きいですし、何より高校生のうちに受かるという目標を達成できて嬉しいです。

合格体験記は主に二次について書かせていただきます。

不合格したときと合格したときの一番の違いは、自分の心構え(?)だった気がします。落ちたときは緊張でガチガチしていて言いたいことを全部言えなかったし、表情も固かった気がします。話せたときも、面接官が聞きたいだろうなって思うような解答を考えるのに必死になっていました。もちろん知識も不十分でした。

しかし、大学受験の面接のアドバイスとして、リラックスして自分らしく素のままで話したほうが良いと先生が言ってくださったので、国連英検の面接でも自然体で話すようにしたら合格をいただけました。その方が面接を楽しく(?)感じたし、自分から話の流れを変えたりできたら、不合格になったときみたいに答えられない質問を聞かれて困ることもありませんでした。

って、かなり精神面(?)についての話になってしまいましたが、もちろんリラックスしていても知識が足りなければ意味ないです。国連についての知識は、学校外で Global Studies の授業を受けたり、ニュース(特にU.N. News Center)を聞いたり見たりして身につけました。また英語力を鍛えるためには毎日一枚 New York Times などの opinion editorial を印刷して、知らない言葉やテストに出そうな言葉をハイライトして意味をメモをしたりしていました。また、面接シートの質問は前もって知っているから答えはあらかじめ準備しといて、それについてどういう質問を聞かれるか予想して、それに答えられるように準備していくと良いと思います。そうすると、先ほど書いたように自分から話の流れを変えられて、自分の得意分野について話す時間が増えます。

私の合格体験記がみなさんの役に立つかは分からないですが、参考にして下さったら嬉しいです。頑張って下さい。

齋藤 良輔さん (千葉県) [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEIC 965点、通訳案内士
留学経験 » 英国バーミンガム大学・国際関係学修士課程修了

この度、国内最難関と言われる国連英検特A級に合格でき非常に光栄に感じております。合格に至るまで叱咤激励をして頂いた方々皆様に感謝致します。

<受験のきっかけ>

大学で英語通訳翻訳、大学院で国際関係学を勉強しました。学生時代に学んだことを活かし、現在の自分の立ち位置を知る意味で受験を決意しました。

<勉強法・使用教材>

  • わかりやすい国連の世界
  • 国連英検特A級・A級過去問題集
  • 究極の英単語セレクション
  • 国内・英字新聞、雑誌(読売・産経新聞, The Japan Times, the International Herald Tribune, Economist, UN news centre)記事を題材に音読を一日最低5分。わからない単語や使えそうな表現があればメモしておく。
  • ワールドWaveトゥナイトCNN, BBC 国際情勢の関連資料を読むだけでなく、映像で見るとイメージが湧き、理解が深まると思います。また、ただ聞き流すだけでなく、自分なりの意見をまとめておくといいと思います。
  • Podcast( World Have Your Say, NHK World News, ABC News) ほぼiTunes 毎日ダウンロードできます。通学中などのすき間時間に聴いていました。
  • 海外映画・ドラマ 国際情勢の諸問題を扱った映画・ドラマは数多くあります。英語力アップのみならず、国際情勢のイメージ掴むにはおススメです。これらを通して覚えた単語が一次試験の語彙問題で実際に出題されました。息抜きにもなりますし、一石二鳥の勉強方法だと思います。
  • その他 大学時代に身に付けた通訳スキル、大学院時代に身に付けた国際関係学の理論実践のスキルが大いに役立ったと感じております。特に、院では授業内外を問わず、背景が異なる様々な人たちと、英語で国際情勢についてたくさんの議論をしてきました。また毎週課されるリーディング、タームペーパー・修士論文執筆等で、国際情勢の諸問題に学術的なアプローチで常に向き合ってきました。このように院での経験が、直接試験で活かすことが出来たと思います。

<最後に>

今回無事に合格することができましたが、通過点の一つと捉えております。真の国際人として活躍するには、単なる語学力だけでなく、常にアンテナを広げ、国際情勢を始め、幅広い教養(文学、歴史、哲学等)を身につけていく必要があると実感しております。私の合格体験記が、今後受験される皆さまの参考になれれば幸いです。今後様々な国際的な舞台で、世界の更なる平和と安定に向けて、皆様と共に貢献できるよう心から願っております。

(匿名希望) [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEIC 990点、TOEFL 116点
留学経験 » アメリカ5年、インド3年

この度は国連英検特A級に合格し、大変光栄です。高校卒業までに合格するという目標を達成できて嬉しく思います。これから受験される皆様に少しでも参考になれば幸いです。

一次試験
単語のセクションは覚えただけ、確実に点数が伸びる分野でした。過去問で出てくる単語を一つ一つ覚えていきました。四年程、高校模擬国連に参加していることもあり、国連の知識のセクションに関しては知っていたことも多くありましたが、試験日から逆算して、課題図書を早めに読み込んでいたことが鍵だったと思っています。

二次試験
二次試験では日頃の習慣が大きく影響してくるように思います。国内・国際ニュースに敏感でいたこと、自分なりの意見や解決策を日頃から考えていたこと、興味を持ったことに関してはより深くリサーチしていたことが合格につながったと確信しています。そして何よりも大切だったのは、面接を楽しめたことでした。国際的に活躍されている方に面接をして頂く機会はなかなかありません。時間を割いて下さった方々に自分なりの解釈や意見を聞いて頂けることに感謝し、楽しむような姿勢をとることがコツであるように思います。

国連英検は何よりも、日頃の勉強の成果がでる検定です。国連や国際関係に興味がある方には是非挑戦してみてください。

渡辺 尚輝さん (埼玉県)  [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEIC 920点、TOEFL 110点(iBT)
留学経験 » NIA
学校名 » 広尾学園高等学校

合格までの勉強法を簡単にまとめてみました。

初めて国連英検を受験したとき、A級と特A級の両方を受けました。元々、アメリカに11年間住んでおり、日頃から歴史の本を読んでいたので、語彙力や世界史に関しては自信がありました。結果は、A級は合格し、特A級は4点足りずに不合格でした。A級は英検1級と比べて、やや難しく感じる程度でしたが、特A級はそれよりもはるかに難しく感じました。その後も数回、特A級を受験しましたが、毎回あと少しのところで合格できず、1点足りずに落ちたこともありました。それでも諦めずに、受験し続けたことが合格した1番の理由だと思います。受験し続けた結果、ある時、自分の得意なトピックが出題され、合格点を上回ることができました。具体的にどのような勉強をしたかというと、国連英検指定テキストで出題傾向を調べたり、「Time マガジン」や「National Geographic」を読んだりして知識を習得してきました。興味がある分野を深く知ろうとすればするほど、その分野外の知識も必ず必要になってきます。その都度調べることで、幅広い知識を習得することができ、合格に繋がったと思います。

中安 杏奈さん [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEIC 990点
留学経験 » 米国(7年)
学校名 » 東京大学医学部

この度は、国連英検特A級に合格することができ、大変嬉しく思っております。

そもそも私が国連英検を受験した最大の理由は、7年のアメリカ現地校生活で身につけたままで満足してそれ以上勉強することのなかった英語を少しでもレベルアップさせられないかと思ったことです。そしてこの試験は、正にただ英語で日常会話が出来るという段階から一歩踏み出したいという気持を実行に移すきっかけとなりました。社会情勢について積極的に喋ることができる程の知識と単語力が必要とされる試験に向けて勉強する過程で、少しですが達成できた気がします。

1次試験のために国連の仕組みや活動を学ぶ中では国際的な社会情勢への興味が深まり、使われる単語を調べる過程で自分の中で圧倒的に欠如していた単語力を改善することが出来ました。勉強法としては、テキストを読み、過去問を解きながらわからない単語を調べていきました。そして、普段あまりニュースを見るすらまともにしていない私にとっては、2次試験の準備が自分の持つ考えを整理する貴重な機会になったと思います。

2次の準備は時事問題をネットで読む程度しか出来なかったのでかなり不安なまま臨みました。本番も満足のいく回答は出来ずに自信なかったのですが、知識は不足しているなりの考えを論理的に伝えることに注力したのが功を奏したのでは?と勝手に感じています。

国連英検の勉強は、英語の向上だけでなく、言語問わず社会情勢・歴史を学べる点で非常に有意義だったと思います。これから受験される方、絶対に自己投資する価値のある試験です。ステップアップのためにもぜひ挑戦してみてください。最後になりましたが、私の経験談が少しでもみなさまのお力になれますと幸いです。

平山 正堂さん (熊本県) [A級合格]

保有資格 » 実用英検準1級
留学経験 » The University of Hull(英国ハル大学)1年間
勤務先 » 熊本県長洲町 公立小学校(講師)

国連に関しては、小学校6年の社会科の授業で学習を始めます。中学校でもその国連の内部組織について学習しますが、その組織がどのように働き、世界や日本とどう関連しているのか、十分に理解できていない人がほとんどだと思います。私もその一人でした。国連の機能を知ること、これが私の国連英検を受験する動機でした。

一昨年前、2012年11月に鹿児島市の受験地で受験したA級では、次の三点が私にとっての難点でした。1.未知の単語が多いこと。2.問題数とその長文で時間が不足したこと。3.単語のコロケーションが難問であったこと、です。この反省にたって、単語数の充実、長文の速読と単文の精読、語と語の慣用的なつながりを学習しました。その教材は、国連英検特A・A級対策、国連時事英単語集、わかりやすい国連の活動と世界、英検1級英単語集、タイム―ネット版です。しかし、次の2013年5月の受験でも問題数の多さと多様な問題に対応できなく失敗しました。そこで、国連活動の基礎知識の問題については10点を目指すこと、エッセー・ライティング問題については15点以上を獲得すること、を目標にしました。この学習法が功を奏し、結果が首尾よくあらわれました。何よりも私にとって有益であったことは、国連の組織と働きについて十分とまでいきませんが、よく知り得たことです。国連の働きに基づいて、日中、日韓関係、中東やアフリカの難民問題、世界のテロリスト対策、アフリカの武力闘争、国際原子力機関や世界貿易機関の日本との関係がいまさら以上に見えてきます。ニュース・キャスターの池上 彰さんが、中東のテレビ番組で、国連の関与する解説をしていましたけど、私はうなずきながら見ていました。

二次試験につきましては、二つの学習法を行いました、一つは、「わかりやすい国連の活動と世界」を再度十分に読みこなしました。特に、国連の組織と機能、国連平和維持活動、食糧と環境問題、UNICEF,UNHCRについてはノートにまとめました。もう一つは、現時点での世界の出来事を新聞の社説で読み、英文として要約しました。二次試験の受験地は福岡市でした。試験官は外国人一人で、私との一対一の形式でした。10項目程度質問され、その主なものは、(1) (私が英国滞在経験があるため)、英国人の気質とは。(2) 尊敬する人物とは。(3) (私が教師経験があるため)、日本の英語教育についてどう思うか。(4) 温暖化現象について。(5) いまの職業を続けたいか、それとも、国連で働きたいか、などでありました。国連の重要課題についてはあまり質問されず、主に、私自身がこれまでに経験してきたことを、面接シートにそって約15分間位質問されました。面接の要点は、はっきりした声で大きく、流暢でなくても文法、イントーネション、抑揚、音調は正確さを心がけることが大切です。私はこの点に気を付けたために、面接総合評価すべてにわたり9点をいただくことができました。二次試験については少し自信がつきました。

もちろん、次への取り組みは、特Aにチャレンジすることです。

平沼 洋一さん (千葉県) [A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEICスコア 880点

国連英検A級合格は私にとって長年の目標でした。A級合格認定証を手にした今、継続の大切さを痛感しております。何と言っても、語学の習得は日々の鍛錬が欠かせません。この点だけは強調したいと思います。

A級合格を目指す為に私が行った事は、国連英検指定テキストの音読です。大切なポイントは赤線を引き、英文を何度も何度もノートに書き写しました。この何度も何度もという所が極めて重要です。指定テキストに記載されている内容は国際人としての教養だと意識しながら読んでいました。

国連英検A級は極めて難易度の高い試験なので短期間での学習では功を奏さないと思います。腰を落ち着けて学ぶ事が求められます。国連英検は国際情勢が必ず話題になるので国の内外の諸事情に興味・関心を抱く事が大切ではないでしょうか。昨今の日本の領土問題、北朝鮮の核開発、シリア内戦など未解決の問題に対して認識を深め、柮いながらも自分の考えを表明出来る。その為に英字新聞・雑誌に目を通す。単語・熟語・文法の学習は当然の事ながら、様々な事象に関心を寄せる。即効性はありませんが、こうした姿勢が合格の近道だと信じております。

藤田 佳穂さん [A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEICスコア 960点
留学経験 » 2~7歳アメリカ合衆国、9歳~11歳シンガポール
職業 » 渋谷教育学園渋谷中学校 3年生

今回、国連英検A級に合格できて大変嬉しく思っています。

私は帰国子女なので文法や語彙よりは国連知識の勉強を集中的に行いました。問題集を購入し、何度もその問題を解きました。さらに、国連憲章の原文を読んで自分が大切だと思った部分を暗記しました。2次試験のためにはインターネットで最近の国連の活動を調べ、いつもより注意してニュースを見るように心がけました。その中で興味を持ったものをより深く調べたのが2次試験では役に立った気がします。

今回受験勉強を通して今まで知らなかった様々なことを知ることができました。機会があれば特A級にもチャレンジしてみたいです。

本川万貴ローズさん (大分県) [A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEICスコア 945点
留学経験 » 米国 5歳から13歳まで
職業 » 大分県立日田高校 三年生

一次試験

BBC とCNNを見ることにして、国連英検指定の問題集を購入し勉強することにしました。ニュースで国際情勢の知識を多く取り入れるこに集中しました。

二次試験

ニュースを見たり、アメリカのテレビ番組と洋楽を聞いたりして話す力をつけました。帰国子女なので話す面では特に苦労はなかったです。

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