上位級合格者 合格体験記

安藤 和泉 さん [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEIC 990点
留学経験 » 米国カリフォルニア州
職業 » 学生( 東京学芸大学附属国際中等教育学校 3年 )

この度、国連英検特A級に合格することができて嬉しく思っています。この体験記がこれから受験される方に少しでも役に立てば幸いです。

<第一次試験 筆記>
国連に関する知識の対策は、昨年受けたA級の勉強の続きで『わかりやすい国連の活動と世界』というテキストを参考に勉強しました。合計で3回ほど読み、大切な部分に関してはパソコンで自分なりにノートにまとめました。
テスト形式に慣れ、適切な時間配分をするため、過去問を4回分解きました。
ボキャブラリーで一番失点をしていたことに気づいたので、テキストと過去問それぞれに複数回出てくる単語の意味調べをしました。しかし、より得点を上げるためには、分からない単語の意味を周りの文章や単語の構成から推察する力を普段から多読を通して養っておくことが必要だと感じました。

<第二次試験 面接>
面接では Interview Sheet というものを記入しました。この紙に書いたことを中心に面接官との会話が進みました。
対策として、Interview Sheet に書く内容を事前に決めておきました。自己紹介となる内容を書くと共に、自分の意見がはっきり述べられる時事及び国際問題や話題を含めることが大切だと思いました。このトピックが国連の活動と関連していると更にいいと思います。私は以前オゾンホールについて調べたことがあったため、興味のあるものの項目に「environmental issues」と記載しました。
一方で、Interview Sheet に書かなかった国際的時事問題についても問われることもありました。興味のあることに関する掘り下げも大切だと思いますが、浅くても時事問題について広く様々な分野に関心を持ち、話せるようにしておけばなお良かったと感じました。

島田 栞子 さん [特A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、TOEIC 965点
留学経験 » 無し
職業 » 学生( 沖縄尚学高等学校附属中学校三年 )

この度は、国連英検特A級に合格することができ、誠に嬉しく思っております。 私の合格体験記が、お役に立てば幸いです。

<初めに>
一次試験・二次試験は両方世界情勢についての知識が必要だと知ったので、日ごろから知識を取り込もうと意識しました。UN News Centre で国連についてのニュースを読み、United Nations Radio でシャドーイングをしました。また、Japan Times や New York Times といった英字新聞、The Economist などの雑誌、そして BBC News や NHK の英語ニュースを通して、英語で国際情勢について説明できるように情報を集めました。Newsweek の日本語版を読むと、世界情勢がよく分かりました。
一次試験の時から、二次試験を意識しながら、同時進行で勉強をしました。

<一次試験>
大問1の、国際連合に関する知識の問題の対策としては、国連英検指定テキストの「わかりやすい国連の活動と世界」の要点(国連の機関がいつ設立されたか、本部はどこにあるか、など)をまとめて、それを見るようにしました。まとめているうちに、それぞれの機関の共通点などが見えてきて、とてもすっきりしました。
試験に出題される問題には難しい単語が多くあったので、常に新しい語句を吸収していくように努力しました。中には専門的な言葉も出てきましたが、世界情勢のニュースでよく使われるものは、チェックをしておいたほうが良いと思います。
また、作文の添削もお願いしました。ここでは国連の知識を、新しく取得した語句とともに、多く盛り込むようにしました。

<二次試験>
面接はどのようなものか具体的なイメージがつかなかったので、Skype でのレッスンと、英語教室でのレッスンを受けました。実際に人の前で話す良い練習になりました。
また、世界情勢について書かれた新聞や雑誌の記事をスクラップして、関連する地域ごとにまとめました。これによって、大体世界でどのようなことが起きているのかが分かりやすくなりました。
本番でも、いつものレッスンをイメージして臨むと、それほど緊張をせずに済みました。
実際の面接では、「話したいことは何ですか」と聞かれたので、比較的知識があった北朝鮮のミサイル発射を巡る問題や、ミャンマーでのロヒンギャの問題について話しました。北朝鮮問題に関連して、トランプ大統領についてどう思うかや、イスラエルについての意見も聞かれました。
他にも、「あなたが国連の機関で働けるなら、どの機関で働きたいですか」という質問をされました。
どちらの面接官もとてもフレンドリーな方で、安心して話すことができました。
私の場合は、面接シートに書いたことについては一つしか質問をされませんでした。なので、面接シートに書いたこと以外にも得意な話題をいくつか準備していると良いでしょう。議論や会話のように、どんどん話題が広がっていったので、なるべく自分が自信をもって話せるトピックに引っ張っていければ良いのではないかと思います。
大切なのは、自信を持つことだと感じました。自信を持てば、自然と緊張も解け、積み上げてきた勉強の成果が発揮できるからです。

<終わりに>
この場をお借りして、合格までサポートして下さった先生方や、勉強に協力してくれた家族に感謝の気持ちを伝えます。
私は常に英語でニュースに触れることで、合格に辿り着くことができました。
これからも世界についての勉強を続けていきたいと思っております。

時枝 学武 さん 東京都 [特A級合格]

保有資格 » 実用英検 1級
留学経験 » 米国ハーバードビジネススクール
職業 » 海外事業企画

受験動機
大学二年の時に英検1級に合格した勢いで、国連英検特A級にチャレンジしましたが、まったく歯が立たず一次試験に合格できず、それきりになっていましたが、英語に携わる仕事に就いた関係で、自分の実力が社会人生活(含む留学経験)を経てどれくらいになっているか確認する意味で受験しました。当該試験の特A級は英検の類で最も難しいと認識しており、これに合格することは大いに自信につながると思っていました。
従って今回の合格結果には感慨深いものがあります。

試験対策
一次試験
国連の知識を試される知識問題10問と小論文をまずは対象に、わかりやすい国連の活動というテキストや国連改革という本、及び英字新聞(Wall street Journal)を熟読しました。過去問も過去4年分とりよせ、対策を練りました。単語カードに上記テキストで重要と思われるイベントやその開催時期、各国連機関の名前、活動内容、発足年を書き込み、反復して暗記することもしました。社会人なので勉強に割く時間は電車の中と就寝前が平日、休日は半日喫茶店で勉強していました。11月中旬が一次試験でしたが、勉強を開始したのはその2か月前からでした。その間、加えて頻出単語の暗記も単語カードを用いて行いました。

実際試験に臨むと、それでも知らない単語が多々あり苦労しました。前後の文脈から何とかそれらしき単語を探して回答したところ7割ぐらいの出来でした。文法は平易な問題が多く、全正解でした。知識問題は予想外のものは出ませんでしたが、勉強不足で7つ(10個中)正解でした。読解問題は8割くらいとれましたが、やや不満な出来でした。小論文は、運よく抽象的な回答を許す題目でしたので、書きやすかったです。国連はどうしたら国際的な問題解決に有効に機能できるかという問題で、組織を横断的に活用し、安保理と国連の他機関が問題に対してサンドウイッチ対応するのが好ましいと書きましたが、確か評点は6割の出来でした。もっと勉強する余地はあったのだろうなと思いました。2か月の勉強ではやや深い話はできないものです。
最終的には73点で合格しました。足切は66点ではなかったでしょうか?

二次試験
一次試験結果郵送と二次試験の間に2週間しかなく、根本的な勉強はできませんでしたが、引き続き Wall Street Journal を熟読し、池上さんの世界を知る的な本を2冊読んで臨みました。自分なりに旬な国際問題を整理し、理解を深めました。北朝鮮問題、中東問題(米国テルアビブからエルサレムに大使館移転決定等)、及びロヒンギャ問題、難民問題に焦点を当てました。

インタビューでは、以下が聞かれました。

  1. 留学経験について及び日本の大学との違い
  2. 特に気になっている国際問題の有無(北朝鮮問題を話しました)
  3. 北朝鮮問題には国連はどう対処すべきか(対話する仲介役)
  4. エルサレム問題に国連はどう関与すべきか(国連は仲介の場の提供に留め、日本が第三者として仲介)
  5. 他に気になっている問題(ロヒンギャ)
  6. オフィスで働いられますが、AIの先進国にたいする影響と新興国にたいする影響の違いはなんですか?(浸透のスピードは労働者の既得権意識が少ない新興国の方が早いのでは)

結果は、総合評価10段階中の9、発音が8(納得)、理解力が8(不満、多分上記6のぐだぐだ加減が足を引っ張ったか?)他はすべて9でした。

総論
本試験は、非常にレベルが高いと思います。単なる英語屋でも受かりませんし、帰国子女だからといって簡単に受かるものではありません。日頃から英語に親しみ、英字新聞を読んだり、国際的素養を得るように努力しないと歯が立ちません。特に Wall Street Journal で使われる単語でわからないものをしらみつぶしに調べて意味を理解することが効きます。今回、2回目で受かったのは、幸運であったと思います。この経験を糧にさらに精進してまいる所存です。次は TOEIC を初めて試す予定です。これから受験される方々のご参考になればこれ以上光栄なことはありません。

武田 秀太郎 さん 愛知 [特A級合格]

保有資格 » 実用英検 1級、TOEIC 990点、TOEFL 112点
留学経験 » なし
職業等 » 京都大学大学院
エネルギー科学研究科博士課程/
日本学術振興会特別研究員

この度は英語の最難関資格とも評される国連英検特A級に合格することができ、大変嬉しく思っています。前回、今より丁度10年前、18歳の時に不合格を頂いて以来この試験を常に頭の片隅に置いて英語学習を重ねて参りましたので、合格の通知を頂き今は何より清々しい気持ちです。

国連英検は、ミステリアスな試験です。特に特A級は情報が少なく、参考書等も公式のもの以外ほとんどなく、試験対策の立てにくさは並ぶものが無いと感じる程です。しかし、帰国子女でなくとも、英会話教室に通わなくとも、合格への道はあります。今回は、今振り返ってみて、特に合格に繋がったと感じる勉強法について、いくつか思うままに書きたいと思います。本稿がご受験者の皆様方の英語学習の一助となりましたら望外の幸いです。

<一次試験>

今回一次試験の受験にあたり、私は限られた勉強時間をなるべく国連知識に割き、文法・語彙等についてはあまり時間を使わないように留意しました。これは結局のところ、国連英検特A級の最大の壁は機微なニュアンスの違いを問う問題の数々と、最後の作文までを含めた試験時間の短さであると感じていたからです。これらはいわば“英語感覚”によってのみしか対処の出来ないもので、参考書によって学ぶことは難しいものではないでしょうか。

結局私にとって合格に直接繋がったのは、日頃の生活を基本的に英語中心に切り替えたことでした。私は試験受験の数年前から、見るニュースも、読むウェブサイトも、全て英語圏のものに切り替えた生活を送っていました。もっともこれは勉強のために色々な英語メディアに触れていたら、気づいたら好きなニュース番組も、好きなウェブサイトも英語圏のものばかりになっていたというだけのことなのですが、これが英語感覚を涵養するのに意外なほどに効率的でした。今回の受験にあたっても、養われた感覚を頼りに知らない単語の意味の推定、微妙なニュアンスの判別などを短時間でこなすことができ、最終的な一次試験合格に繋がったと感じています。

私のように英語を独学で学ばれている方の中には、昔の私と同様 "活きた英語" に触れる機会が少ないと考えられている方もいらっしゃるかと存じますが、インターネットは英語独学者の最大の武器です。是非、留学や英会話教室に頼らない没入法としてインターネットの動画ストリーミングサイトなどを積極的に活用されることを提案します。

<二次試験>

二次試験では日本人の面接官の方お一人と、ネイティブの面接官の方お一人の計2名より様々なトピックに関する質問をテンポよく受けました。内容は国際問題に限らず時事トピック全般という趣で、日頃から世界で話題になっていることを追っている事が大切であったように思います。最後にはツイッター上のムーブメントまで話題に上りましたので、普段から広く英語圏の話題に親しんでいることの重要性はどれだけ強調しても余りあるものです。このため、他の方が良くご推薦されておられる Newsweek などに加え、最近のニュースを毎週議論するポッドキャストなど、偏らない話題収集をすることが重要なのではないでしょうか。

加えて、二次試験では自らが関心のある1つか2つの時事問題について、掘り下げた意見が要求されました。ここでは面接官の方々も知らない詳細な知識や議論を提供することが求められ、これを提供できたことも、二次試験の合格に大きく繋がったと考えています。こういった詳細な知識は受動的に雑誌等を読んでも身につくものでなく、興味のあるトピックにつき能動的に研究して試験に臨む姿勢が期待されているものと思われます。

以上のことから、二次試験のポイントは、日頃より広く世界の話題を追った上で、気になる2〜3のトピックについて試験前について人より掘り下げて研究しておくことではないでしょうか。

以上、海外経験が無い人間でも英会話教室に通わず特A級に十分合格可能であるということをお伝えしたく、簡単ながら体験記を記しました。本試験の特A級は国連職員JPO採用試験で認められる資格でもあり、私にとっては自らの自信を深めるだけでなく、一つの目標点でもありました。末筆ながら、本稿をお読みの皆様方が各々の英語学習の目標を達されることをご祈念申し上げます。

一瀬 ルアナ さん 東京 [特A級合格]

保有資格 » 実用英検 1級、TOEFL 114点、HSK 2級
留学経験 » なし(滞在経験:カナダ6年、中国2年)
職業 » 学生( 渋谷教育学園渋谷高等学校1年生 )

この度は国連英検特A級に合格でき大変光栄に思っております。

私は4歳から12歳まで、カナダに6年と中国に2年暮らしていました。帰国後は帰国生の多い学校に入学し、英語への抵抗は少なかったですが、国連英検特A級は国内英語資格の中で最難関と聞いていたこともあり、合格できるか不安でした。実際、英語力と同じぐらい、国際情勢への理解と意見のアウトプットの仕方が問われていると感じました。私の合格体験記が少しでも皆様の役に立つことを願っております。

【1次試験対策】

知識問題に関しては、「分かりやすい国連活動と世界」を読み込む時間があまりなかったため、買った問題集の知識問題合計20問のみ暗記し、本番では10問中6問正解することができました。私よりも時間に余裕のある方はしっかりと勉強し、確実に10点取る方が良いでしょうが、ベタな問題に絞って勉強することも思ったより効果を発揮しました。

単語問題は、意味はほぼ一緒でもニュアンスレベルで違う言葉から選ばなければならないのでとても苦労しました。私がしたのは、同じ言葉の入った他の文章を思い出したり、自分で簡単な例文を作ることで、その言葉の使われるコンテクストを明らかにする、ということです。実際に書き出していると時間が足りなくなってしまうため、ここでは日頃の読書量が大事になると思います。

エッセイに関しては

  • 知識:日頃から BBC と CNN のニュースアプリを見ることで、エッセイを書くのに必要な一番基本的な知識は備わります。何が出題されるかは受験者は当てることしかできませんが、「国連との関わりが深いこと」「現代社会に relevancy のあること」のような基準を用いれば、ある程度の予想はつけられます。仮に当たらなかったとしても、1次試験を受験するにあたって大きく役立つでしょう。

  • 英語:University of Manchester の Academic Phrasebank を暗記すれば、正しい文法で、エッセイのつなぎやイントロを書くことができるようになります。文法の検証に使う時間が短いほど、単語問題などの復習ができるので、エッセイの大まかな枠組みを先に作り、暗記することをおすすめします。

【2次試験対策】

二次試験は期末試験中だったため、思ったほど勉強できず、不安が残ったままの受験となりました。

国連英検の題材は国際情勢なので、頭の回転に頼るだけでは上手に返答はできません。事前に知識を蓄え、興味のあることについての持論を作ることが大事だと思いました。

二次試験当日には Interview Sheet を書きます。私のインタビューは大体こちらに基づいたものだったため、話す自信、十分な知識と経験のあることについて書くと良いでしょう。また、それを個人的な体験に結び付けると、面接官の印象に残ると思います。しかしそれが国連の活動や国際情勢に関連したものでないと軽く流される程度なので、ご注意ください。

【おわりに】

私と同じように多忙で、なかなか資格の勉強に時間を回せない学生もたくさんいるでしょう。しかし、「ここは絶対満点で、ここは諦める」という具合で、自分の強みや弱みと参照しながら戦略的に取り組めば合格点には達すると思います。国連英検特A級を受験したことで、世界を学び、成長しました。今後も勉強を続け、国際的に活躍できる人間になりたいです。

金鶴 秀輝 さん 東京 [特A級合格]

保有資格 » 実用英検 1級、TOEFL 115点、NEW SAT English Section 690点、IGCSE English Literature A*
留学経験 » なし
高校生 ブリティッシュスクールイントウキョウ

今回国連英検特A級に合格出来たことに大変うれしく思っています。国連英検特A級については、目的や勉強の仕方、将来の考え方、ほとんどの皆さんが違うと思いますが、僕が国連英検特A級を目指して合格するまでの履歴を話したいと思います。

僕は幼い頃から何か漠然と世界で活躍したいと考えていました。その思いから、政治と経済に強い関心を持ち始めました。僕は高い英語レベルを得るためにはまず英語を基礎からきちんと勉強をすることが大切だと考えていましたので、小学校4年のときにブリティッシュスクールイントウキョウに転校しました。そして、ミルトン フリードマン氏の 'Caplitalism and Freedom' やプラトン氏の 'The Republic' などの経済や政治の本を読み、CNN、FOX、BBC などの国際ニュース番組を見て、世界事情と政治経済の知識を日々深めました。

一次試験の対策:
一次試験は最初の10問と最後のエッセイが一番国連の知識を問います。日頃から国連の事情について意識を持つことが一番良いと思います。その方が知識が一番自然に頭に入ると思います。その上、インターネットや本などのリソースを使って国連についての知識を深めることもとても大切です。とびっきり細かい国連についての問題は出ないのですが、重要な国連の知識を徹底的に押さえた方が良いと思います。エッセイは、国連機関について問われる可能性が高いです。UNIDO、IMF、UNESCO などの国連機関を勉強して、エッセイに使えるように準備をすることが大切だと思います。自分の意見を聞かれる可能性が大きいのでちゃんと自分の意見を持つこと、そして伝える力を持つことを練習することが大切です。他の問題は英語力を問われるので、日頃から高レベルな英語の勉強が必要だと思います。特に単語は難しいものが出てくるので、できれば多くの単語を覚えることが重要だと思います。

二次試験の対策:
まず、ネイティブに近い話す英語力が必要だと思います。発音や流暢性などが問われるので話す力はとても大切です。特A級は2人の審査員がいるので両方の審査員に対応する必要があります。異なる方向性の質問を聞かれる可能性が十分あるので答えに柔軟性が必要だと思います。国連の知識はもちろん、世界事情についても聞かれます。二次試験の前に世界ニュースを見て、自分の意見を持つこと、そしてその世界事情をどうやって国連につなげるかということを考えて準備した方が良いと思います。

終わりに:
国際連合は世界にとても影響力がある重要機関であります。国連英検を目指していない方にも是非国連についてより知ってもらいたいです。特A級を目指している方は特に国連にまつわることに日頃から関心を持つことが大切だと思います。僕は国連英検特A級を合格出来たからこそより責任感を感じ、今後もっと国連、そして国際コミュニティに貢献出来るように頑張りたいと思います。

金子 周平 さん 東京 [特A級合格]

保有資格 » 実用英検 1級
留学経験 » ニューヨークに7年間在住
職業 » 学生( 聖光学院中学校二年 )

私は小学六年生の冬に英検1級に合格し、中学校に入学後、国連英検にA級から挑戦してきました。そして、中学二年生で念願の特A級に合格できたことは大変光栄に思っています。
 国連英検に取り組んできた二年間の経験をもとに、少々アドバイスをさせたいただけたらと思います。

最初に筆記試験についてですが、一番大切なのが過去問や問題集を解くことです。過去問を解くことはその問題の出題傾向を知ることだけでなく、記憶の定着にもつながります。最初の国連知識の大問は課題となっている『わかりやすい国連の活動と世界』を読む(まとめる)だけでは覚えられません。少なくとも私は無理でした。あとで後悔したのですが、本の内容を必死にノートにまとめ直す作業で何時間も費やしても覚えられなかったのに、過去問や問題集で問題演習した方がよっぽど早く、効率的に知識を定着することができたと思います。
 Vocab も同じで、多く出題される用語は自然と意味を覚えます。例えば、formidable という単語がよくでできました。単語集とかは買ってもあまり私は覚えることができませんでした。Grammar もとにかく問題演習です。私は過去問と問題集の二冊を使用しましたが、両方とも3,4回は解きました。反復は力なりだと思います。
 次に、試験で試される国際知識を増やすことです。文章量が英検などに比べて非常に多いので、予めその文章の内容が理解できれば問題も解きやすいと思います。日頃から Newsweek など読むのも良いですが、国連組織のHPの記事を読むというのも良い勉強だと思います。その際、どのようなテーマをもってリサーチをしたら良いかわからないと思いますので、essay の過去出題されたトピックに答えるためのリサーチをする、という形ですると、やりやすいかと思います。

面接は国連英検の特色がはっきり出た試験だと感じました。まずその特色について説明したいと思います。評価基準の一つに Knowledge (International Affairs) という項目があります。ただ国際知識を増やしたらいいのではなく、国連英検の面接は国連はどのようにその国際問題に関わっているかという所が重要になります。そして、国連と国家の問題に対する関係という視点を持つべきです。さらに、日本の立場というのも聞かれる場合がありますので、国連という国際社会と一つの国家との考え方の違いをしっかり踏まえたリサーチが必要だと思います。

もちろんどの分野のことにもある程度知識は必要ですが、面接前に書くシートには自分の興味あることが聞かれるので、その際、自分の得意分野を書くと有利だと思います。ですが、その反面、書いたことに本当に精通してないと高度な質問に対応できなくなってしまいますので、気をつけてください。それで、私は一回目の面接は失敗しました。
 もう一つ、面接で気になってしまうのが、発音です。私はアメリカから帰国して約5年経っているので発音にあまり自信がありませんでした。そのため、TEDtalk をできるだけ毎日見ました。そのときに、ネイティブの人と同時に自分も滑舌よく喋るのです。そうすると発音を覚えるし、口の筋肉を動かすトレーニングになります。TEDtalk の利点はそれと同時に知識が増えるということです。スピーチの内容のチョイス次第では国連英検にも役に立つかもしれません。
 最後に、面接の受け方です。私は帰国子女なので、ついつい早く喋ってしまう癖がありました。ですが面接ではこれは面接官に悪印象を与えかねません。そのため、二人の面接官の目を見て、ゆっくり喋るということを心がけました。面接では国際知識だけでなく、コミュニケーション能力なども見られるわけですから、このようなことにも留意が必要だと思います。

終わりに、国連英検という試験は非常に難しい、一筋縄ではいかない試験です。ですから、毎日のこつこつが本当に大切です。

柴田 このか さん 東京都 [A級合格]

保有資格 » 実用英検 準1級
留学経験 » アメリカ合衆国在住 5年半
職業 » 学生( 慶應義塾女子高等学校 3年 )

この度は、合格体験記を書く機会をいただきとても光栄に思います。私の体験談が一人でも多くの方のお役に立てれば大変嬉しく思います。

【一次試験】

過去問を中心に対策しました。過去問を解いていくにつれ、自分の苦手な分野が文法と語彙だということが分かってきました。特に、語彙については意味の分からなかったものをすべて書き出し調べていくことにより、国際情勢でよく使われる専門用語を覚えることができ、かつ頻繁に出てくる用語の確認も出来ました。また、苦手なものを伸ばすことに加えて、できる問題は確実に取れるようにしようと思い、覚えさえすれば点が取れる最初の10問や、その他自分が得意だった大問で満点を目指すことを心掛けました。「わかりやすい国連の活動と世界」の指定範囲はくまなく読み通し、特に本番1週間前からは毎日読み返していました。すべての問題を解く「早さ」よりも、分かる問題から確実に解いていく「精密さ」に気を配ったことで、一次試験に合格することができたのだと思います

【二次試験】

二次試験では時事問題がたくさん出るということを聞いていたので、とりあえず BBC や CNNニュース を通学時間に読むように心掛けました。また、インターネットで今年の世界の出来事10選を調べ、その内容を覚えて、何を聞かれても答えられるように準備しました。面接直前に記入する面接シートからも、かなり多くのことを聞かれると思って対策したのですが、実際には1分程度で終わり、すぐにニュースの話題に移りました。ニュースの話題は、時間内に話したいことを十分話しきれませんでした。しかし、最後に何か話したいことは?と聞かれたので、話しきれなかったことを話しました。二次試験では、聞かれたことに対して答えつつも、話を広げて自分の話しやすい分野につなげていくことをお勧めします。

【最後に】

国連英検はレベルの高い英語テストとして知られていますが、私は挑戦することをお勧めします。国際情勢についてより深く知ることができただけでなく、大学入学に際してより専門的な単語や知識を習得することができました。今後も特A級合格を目指して準備を進めたいと思います。

山口 善昭 さん 兵庫県 [A級合格]

保有資格 » 実用英検1級、 TOEIC 910点、 通訳案内士(英語)、 総合旅行業務取扱管理者
留学経験 » ありません
職業 » 旅行会社(団体手配業務)

この度は合格体験記の掲載をご依頼いただき、誠に有難うございます。
これから受験を検討されている方々への後押しになればと思い投稿いたします。

実は今から約7年前に思い立ったのが、“5年以内に実用英検1級に合格”と言う目標でした。
(当時の実力は英検準1級)
留学経験もなく、会社の業務でもほとんど英語を使うことがない日常生活のなかで、“果たして独学で成就できるのか?”と言う思いでしたが、 SKYPE での会話レッスン(週末金土日)、NHK実践ビジネス英語のCDを通勤電車の中で聞くことからスタートしました。
それ以外は週末に時間を見つけては、1級の対策本・過去問・単語の暗記を中心に、NHK・WORLD、JAPAN・TODAY、CNN、NEWYORK・TIMES や BBC などの NEWS ARTICLE や COLUMN の読み聴きを習慣づけるよう努力しました。
結局、幾度かの受験失敗を経験しながら、6年目での目標到達となりました。
その後、1級とほぼ同時に受験した通訳案内士試験にも合格、流石に大きな達成感はあったのですが、逆に目標を失ったような気持ちにもなりました。
正直合格したとは言うものの、実力はまだ発展途上と言うのが自己評価でした(達人レベルには程遠いです)。
“このままではさらなる前進はない!” そこで知ったのが“国連英検”でした。
国際情勢にはもともと関心が高く、ニュース番組を見るのも好きでしたので、国連の活動に特化した内容で英語力を試すというのは、私の向上心を駆り立てるものとなり、受験を決意しました。
ところが、指定テキストと過去問題集を購入し臨海体制に入るも、思うように勉強は進まず。
1次試験は合格点を僅かに上回る程度(73点/合格点65)で、何とかクリアした状態でした。
ただし2次試験に関しては、英検、通訳案内士試験とはやや形態が異なり、TOPICが絞りやすく、特別な準備は殆どなしで臨みました。(面接シートの内容のみ事前に準備していました)
2次試験本番では、面接官の方(白人男性)が、まず面接シートの好きな作家欄を見て、STEPHEN KING は、彼も好きな作家だと言ってくれたことで、ぐっと距離が縮まリました。
いつから好きになったのか、どんな作品が好きなのか、そんな会話で和んだ雰囲気の中、本題の国際情勢(北朝鮮問題)についてのやり取りも、我ながらテンポよく応答でき、これまでにない手応えを感じて会場を後にしました。(結果は Comprehension,Vocabulary,knowledge が9点、他は全て8点)

こうして、国連英検A級を合格できたことは、新たな自信となり、私の英語道においてひとつの MILESTONE となりました。
それに加えて、今回体験記掲載の機会をいただいたことは、誠に光栄であり、喜びも倍増いたしました。
あらためて、日本国際連合協会・国連英検事務局の皆様には、感謝申し上げます。
今後は、特A級受験も視野に入れながら、より高い英語力の習得を目指したいと思います。

今思えば、はるか昔~私が中学生の頃、叔父にもらった CARPENTERS や JOHN DENVER のレコードが私の英語圏文化と、言語としての英語に対する憧れの始まりでした。
学校から帰ると、真っ先にステレオの前に座り本気で歌っていたことが、今日の私の BASE になっています。
あれから早くも約半世紀が経過しましたが、現在のレベルに到るまでに費やした年月を思うと、“もっと若い時期に目覚めていたら、今とは違う人生もあったのでは“と、時にはくやしさも感じます。
それに比べ、受験会場で出会った中高校生の若い人たちは、既に国際人としての自覚と目標を持ち、世界の舞台へ飛び立とうとしています。
彼らの姿を見ると、将来の日本を導き、世界の人々と堂々と渡り合って活躍する様子が目に浮かぶようです。

最後になりますが、日本国際連合協会のご発展と国連英検のより一層の普及を心からお祈り申し上げます。

河野 和巳 さん 愛媛県 [A級合格]

保有資格 » 実用英検 1級
留学経験 » アメリカ在住(13年)
職業 » 教員(英語)・愛媛県立松山北高等学校中島分校

今回、国連英検A級に合格することができ、大変うれしく、光栄に思っています。

簡潔ではあるが、この体験記が今後受験する方にとって参考になれば幸いです。

【1次試験対策】

国連英検指定テキスト『わかりやすい国連の活動と世界 』を中心に勉強しました。このテキストの内容はもちろんのこと、文章で使われている語彙や文構造も勉強しました。さらに、過去の問題に挑戦しながら、CNN や BBC の海外ニュースも視聴しました。これらのことを繰り返し行い、1次試験に備えました。

【2次試験】

国連英検指定テキスト『わかりやすい国連の活動と世界 』を再び読み、テキストの語彙や文構造を気にしながら、国連や国連関連のホームページから情報を得ました。また、CNN や BBC のニュースや英字新聞からも情報を得て、面接で自分自身のことから国内外のことまで答えられるようにしました。

【最後に】

毎日船で島にある高校へ通勤し、そして、授業等をする状況の中で、試験に向けて準備することは大変でしたが、充実した時間を過ごすことができました。勉強している中で、様々なことを知ることができ、大変よい経験になりました。今後も勉強し、さらに自分を高めると同時に、生徒にも国連英検の良さと国内外に目を向ける意義を伝えていきたいと思います。

宮本 健太郎 さん 福岡県 [A級合格]

保有資格 » TOEIC 925点、 ビジネス会計検定2級
留学経験 » スウェーデン交換留学 1年間
職業 » メーカー勤務

この度は国連英検A級合格体験記を書かせていただく機会を頂き、とても光栄に思います。私が学習を行う際にこちらの合格体験記を参考にさせていただいたので、私の学習方法が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

【1次試験対策】
まずは「国連英検特A級・A級対策」テキストの1〜4章の問題を解き、重要なポイントや難しいと思った文章をノートにまとめました。(5章は試験直前に練習し、6章はスキップしました。)一通り終えると大体自分が苦手とする分野が文法問題であることがわかったため、「上級時事英文法」を購入し、そちらを完了しました。今まで英文法を難しく思ったことはなかったのですが、国連英検で出されるような誤文訂正は非常にレベルが高く感じたため、「上級時事英文法」を参考に誤文のタイプを覚えるようにしました。その後、「わかりやすい国連の活動と世界」を熟読し、大問1対策を開始しました。さらに試験1〜2ヶ月前から過去問を実際に解き始め、作文の練習も同時並行で行いました。作文に関しては添削してくれるような人は身近にいなかったため、自身で制限時間を設けて書いた文章を自身で文法的・内容的な観点から添削しました。過去問は作文を除き65%程度しか取れないことが多かったですが、試験直前に実施した過去問では80%を超えることができていました。また、上記に加え仕事前に毎朝TIME紙のニュースと UN NEWS を各1記事程読むようにしていました。

【2次試験対策】
1次試験の手応えがさほどなかったため、1次試験の合格通知が出るまではあまり対策をしていませんでした。1次試験の合格通知受領後は自身で想定質問を考え、その回答を紙に書いてまとめました。 TIME紙 のニュースと UN NEWS は継続して読んでいました。2次試験当日は、私の所感としては不完全燃焼でしたが、用意した内容を最低限伝えることはできたと思います。当日聞かれたことは、主に (1) 最近の国際情勢で気になっているニュースは? (2) その問題を解決するためにあなたはUNに入って何をしたいか (3) 他に気になっているニュースは? の3点です。私は国際社会と北朝鮮の緊張、ロヒンギャ難民に関して用意していたので、その内容をお伝えしました。
基本的には1次試験対策を通じて語彙も増え、国連知識や国際情勢に関する関心も高まっていると思うので、2次試験はそれらをどううまく表現するかだと思います。何語で話すにしても自分の考えをしっかりと持ち、論理的に伝えることが重要ではないかと思います。

【最後に】
単なる英語の勉強はしたくないと思い、国際情勢を学びつつ高度な英語スキルを習得することができる本試験の受験を決めました。最初に教材を手にしたときには合格できるとは思わず、試験に受かることよりも身になる勉強をすることを目標に始めました。最初に自身の苦手とする分野(私の場合は文法)を理解し、メリハリをつけて対策することが合格の鍵なのではないかと思います。

松永 大志 さん Philadelphia,USA [A級合格]

保有資格 » 実用英検 1級
留学経験 » NewYork.USA 4年 Shanghai.China 2年
職業 » 学生( 聖光学院中学高等学校 中学三年 )

この度は国連英検A級受験体験記を書く機会を与えて下さり感謝致します。これから受験を考えている方々に少しでもお役に立てれば幸いです。

〈受験に向けて〉
私は、四年前に英検一級を取得してから英語のテストからは遠ざかっていましたが、昨年より参加している模擬国連から国連英検というテストがあることを知り試してみたく受験しました。
英語力は、趣味の読書と、学校で同レベルの帰国生のみで現地校テキストを使用した授業を週に7コマ受けていることもあり維持向上出来ていたと思います。また、学校における公民・現代社会の授業はそのまま国連英検のエッセイのタイトルになるものが多く役に立ちました。

〈一次試験〉

  • 国連に関する知識
  • 読解
  • エッセイ
の3分野で成り立っています。
過去問題集を通して時間配分の確認をしました。

〈二次試験 面接〉
面接は一対一の形式です。時間は10分程度でした。
面接の始まる前に事前アンケートが配られ、自己紹介や尊敬する人、好きな本、今注目している事などを記入しました。面接では、アンケートに書いた「エルサレムにおける宗教戦争 」についての質問が大半を占めました。
一つ自分が詳しく知識のあるトピックを押さえておくと、面接がスムーズに進むと思います。面接官は、大変友好的で話しやすくベテランの方でした。

〈最後に〉
これからも、模擬国連などを通じて社会における国連の意義を考えていきたいと思います。引き続き宜しくお願いします。

参考図書

  • 改訂版 分かりやすい国連活動と世界
  • 国連英検過去問題

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